そっけな〜い・・ベレッシュのロゼ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

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ベレッシュ ロゼ
購入日    2011年8月
開栓日    2011年10月10日
購入先    フィッチ
インポーター 豊通
購入価格   5200円

ラブワインさんに教えてもらって、最近すっかり虜になっているベレッシュのロゼである。
本家ラブワインさんは、1本だけ購入されて2月に開栓しておられるが、
本来のベレッシュの魅力には乏しいシャンパーニュだったと書いておられる。

よせばいいのにわたしは3本も購入して、まず先日1本目を開栓してみた。
自宅に来たものの裏レベルは、埼玉のものとは異なるので、ロットが違うのかも知れないが、
不思議なことに?感想はラブワインさんとまったく同じであった。

ベレッシュらしい酸は、確かにあるが、このロゼ以外のシャンパーニュに特徴的な
ちょいエキセントリックな酸ではなく、どこにでもありそうな凡庸な酸でしかない。
そして深みもコクも乏しくて、エクストラ・ブリュットなどと同列にはできない、
確かに「シャバシャバ系」のシャンパーニュである。

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以下ショップのHPの情報から
  ベースとなるワインにDRC社払い下げの小樽で熟成させた
  ピノ・ノワールとピノ・ムニエから造られるコトー・シャンプノワを8%ブレンド。
  ドザージュ4.5g/L。24ヶ月の瓶熟成。
  今回リリース分は、2007年の収穫100%の新ロット。
  ピノムニエ45%、ピノノワール35%、シャルドネ20%

よく分からないが、赤のスチルワイン(コトー・シャンプノワ)をブレンドさせた
安直な造りのロゼのようである。
ドザージュは、HPでは4.5gとなっているが、裏ラベルでは4gとなっている。
どちらにしても、ドザージュ4gという数字から想像されるほどの甘さはまったく感じない。

ラブワインさんは「ちょっと損した気分」と書いておられるが、
3本買ったわたしは「かなり損した気分」である。

後悔先に立たず。