聘珍樓でのランチ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

先週の日曜日のお昼、夫婦でとある教育サイトのオフ会に出かけた。
読者になっているひかりRail☆。さんご夫妻も、そのメンバーである。

うちとひかりRail☆。さん夫婦の2組に加えて、お母さん2名の総勢6名。
全員がかつて子供の中学受験を経験している、というメンバーであるが、
今では子供たちも成長していて、社会人1人と女子高生1人を除けば、全員大学生か大学院生だ。

今回の幹事はわたしで、梅田あたりでランチに相応しい店を探すのに、
スカルさんに相談し、ヒルトンプラザ・イーストの「聘珍樓」を選んだ。

5000円のコースにしたが、料理はやや量が少なめながら期待通り美味しかった。
この店の個室は快適で、デザートもコーヒーも追加して、
あつかましくも3時間以上楽しく時間を過ごした。

教育のサイトのオフ会だから、話題は当然子供の進路などの話になる。
中学受験の経験者ばかりだから、子供は全員私立中高の出身である。
かつては学校の話題が多かったが、最近では親の介護の話も多くなってきた。

ひかりRail☆。さんはまったく酒を飲めない人で、わたしとの話題は当然鉄道である。
なにせ、先日日帰りで肥薩線に乗りに行った人なのだから。
8月に南海多奈川線に乗り入れる特急に乗りに行かれるそうだが、
わたしだって負けておらず、実はJR全線のほとんどを完乗している。

この日、うちの娘の就職先の話が出たのだが、ようやく行き先が決まったところだったので、
それは良かったね、とみんなから言って頂いた。
ところが先週金曜日になって、とある試験に合格した、という通知が届いた。

受験者数150名以上で合格者たったの5名、倍率30倍以上という試験だったので、
本人はもとよりわたしも家内もまさか合格するとは思っておらず、さすがに仰天してしまった。

普段は超頼りない娘なのだが、こんな宝くじみたいな試験に合格するとは、
よほどラッキーだったか、火事場のばか力を出すタイプなのか。
ということで、またしても来年の進路が分からなくなってしまった。

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ジャン・ラルマン ブリュット・レゼルヴ・グラン・クリュ NV
インポーター フィラディス

さして期待もせず、店のシャンパーニュの安い方のボトルをチョイスしたところ、
これがたいへん常識的で、適度な酸味と甘みがあり、万人受けするシャンパーニュであった。
店の価格で8800円で、医師会カードで10%引きであった。
どう控えめにみても、大変良心的な価格である。

ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%となっているが、シャルドネ20%にしてはミネラリーだ。
グランメゾンのモエやヴーヴ・クリコより、こっちの方がずっと良質で退屈しない。
調べてみると少量ながらネットでも5000円程度で流通している。

「突出した個性はないが、誰にも嫌われない、しかもレベルが高い」という代物で、
これを店に置くというのは見識が高い。
しかも店での価格は、持ち込み価格を上乗せした程度の良心的なものである。

この聘珍樓、ワインの品揃えもなかなかである。
この店に決めたのもスカルさんのおかげだが、この人、店の情報に関しては右に出るもの無し、
と言ってもいいだろう。

恐れ入りました。師匠の師匠と言っておこう。