お上品で控えめ・・フィアクル | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
シャルトーニュ・タイエ キュベ・フィアクル NV(2002)フィアクル NV
購入日    2010年11月
開栓日    2011年2月20日
購入先    ブル魂
インポーター 豊通
購入価格   8000円


日曜昼の座談会では、ご自分のデータを持ってこられた4人の先生方のプレゼンを拝聴した。
仙台、横浜、富士、福岡の各市から来られた先生方で、横浜の先生だけ知り合いだったが、
うわ~、世の中にはすごい開業医の先生がおられるのだな~と感心し、
「びっくらこきました」というClosing Remarksを残して会を終えた。

自分だけ手ぶらで行って、前日にワインも飲んで、ラッキーだったような気もする。
東京に24時間弱滞在して、無事座談会の進行役もこなして、日曜日の夜に帰宅した。


さて、ブル魂さんからまとめて届いたものの1本である。
開けてから調べて気付いたが、毎年造られるのではなくて、良年だけ生産される
スペシャル・キュヴェらしい。
何にも知らずに空けてしまったわい。

ノンヴィンだが、裏ラベルにははっきり2002と記載があって、
60%シャルドネ 40%ピノ・ノワール、2010年6月デゴルジュマンとも書かれている。

小さく円満にまとまったようなシャンパーニュで、突出した要素が無く、
軽やかなボディ、小ぶりな酸、可愛らしい白系果実と、そこそこのミネラルがあり、
お上品でやや気高い1本であった。

悪く言えば印象に乏しく、食事とともに飲んでしまったあと、
あれ?このボトル、こんなに高かったの?とも思ってしまった。
泣いても笑ってもこれ1本しかないから、もうちょっと神経を集中して飲めば良かったのかも
知れないが、あとの祭り。

まあ、また出会ったときの印象を楽しみにしておくことにしよう。