青リンゴと美酸・・ドノンのレコルト・ブランシュ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

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ドノン・エ・ルパージュ レコルト・ブランシュ NV
購入日    2010年11月
開栓日    2011年3月2日
購入先    ブル魂
インポーター ラシーヌ
購入価格   4000円

先週の木曜日には、2週続けて西宮に行き、今回は自分が講演をした。
そのあと懇親会の場にいたら、尼崎で開業しておられる長尾和宏先生の顔を見かけた。
これまで面識はなかったが、梅村聡議員との著書を出されていたりして、お顔を存じ上げていた。

初めてお話ししたが、この先生、全身から得も言えぬオーラが出ている。
町医者でありながら、いろんなコラムを執筆されているし、
あちこち飛び回り、しょっちゅう講演などで活躍されている。

わたしごときの講演をお聴き頂くとは恐縮だが、名刺をお渡ししたら、
昨日になって、どさっと著書が6冊送られてきた。
表紙には、眼が大きくてくっきりした先生のお顔が大写しになっている。

本業も相当お忙しいと思われるのに、一体どこにこんなに本を書かれるエネルギーがあるのだろう。
わたしもしんどがらずに、もっと働かなくては、と思った。
長尾先生、ありがとうございました。


さて、時系列がむちゃくちゃだが、昨日開けたシャンパーニュを早速書いておく。
先日同じ造り手のレコルト・ノワールを開けたが、価格とは一致せず、そりゃもう圧倒的にこちらが美味しい。

シャルドネ 100%、ドザージュ:8g、リザーヴワイン40%使用 (年により割合は異なる)
となっているが、やはりブラン・ド・ブランの方が得意な造り手なのだろうか。

香りは大人しいが、ほのかな青リンゴ系の芳香がして、くっきりとした酸がお見事である。
何と言っても、このシャンパーニュは言葉にならない色鮮やかな酸が美しい。
ピーンと張り詰めた酸の余韻もすごく長くて、そこに押しつけがましくないミネラルを感じる。

ほとんど飲まない家内も絶賛状態で、何か表現してくれと言ったら、
「うめ」
とだけ言っていた。

これはわたしのストライクゾーンど真ん中である。