骨太のブラン・ド・ブラン・・ヴェルニョン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
ジャン・ルイ・ヴェルニョン ブリュット・プルミエ・クリュ NV
購入日    2010年11月
開栓日    2011年1月16日
購入先    ブル魂
インポーター ラシーヌ
購入価格   4000円

今朝台所のガス湯沸器が点火しなくなっていて、家内がガス会社に連絡して
午後に来てもらったら、水道管の凍結により流量が下がっていたためだと分かった。
玄関口に置いている植木鉢の花に、家内が午前10時に水をやったら、
その後カチンカチンに凍ってしまったらしい。

北摂だから大阪市内より多少気温は低いが、今朝の気温は零下5℃だったと聞いて驚いた。
昨夏は自分が知る限り、これまでで最も暑い夏だったと思うが、
大阪でのこの寒さもほとんど記憶にない。

さて、ブル魂さんから晩秋に送ってもらったものの1本である。
くっきりした果実があって、ふとチェリーのような香りを感じたので、
赤系ブドウが入っているのかな、と思ったがブラン・ド・ブランだった。

同じ間違いを土曜日の峰不二子女史が持参されたワインでも犯してしまったが、
これが良くできたシャルドネの香味なのだろう。

けっこう骨太で水っぽさもなく、しっかりしたミネラルがあるから、
もっと高い値付けなのかなと思ったのだが、意外と安いのでちょっと驚いた。
RMの造り手には、まだまだこんな無名で力のある人がいるんだなあ、と感心したが、
これ1本しか開けていないので、例によってボトル差までは分からない。

一昨日の晩、90年代の極上のシャンパーニュを東京で経験したので、
このシャンパーニュの印象を上塗りしてしまって混乱するが、
あれは非日常であって、毎日体験すると感性をすり減らすような気がする。

こっちはマイナーなRMの造り手として記憶に値するが、上級キュヴェも
このレベルを保っているなら、試してみたいと思ってしまった。
しかし、いかんせんベレッシュなどをケース買いしたため(1ケースだが)、
置き場にまた困りだしている。

開ける本数を増やすわけにもいかず、ますます開けるワインを厳選しないといけないかも
知れない。
と言いながら、今日もまたタケダワイナリーから荷物が届いていたっけ。