帰阪中 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

水曜に休診して山形に行ったというのに、土曜日は東京である。
まったく地元密着で暮らす大阪の町医者とは思えない日常だが、
こんなことを毎週やっているわけではない。
偶然に予定がこうなってしまっただけだ。

昨土曜日は、30分早く診療所を閉め、電車に飛び乗って大阪市内に行き、
同期生の悪友が主催する市民公開講座で講演した。
そのあと大阪空港までタクシーを飛ばし、1530の飛行機で羽田に飛んだ。

飛行機で一緒になった近畿大学の准教授と担当の若い女性とといっしょに、
タクシーでザ・プリンス・パークタワー東京まで駆けつけ、
何と400人以上も集まっている研究会に参加した。

研究会後の懇親会には、さっき大阪でいっしょだった悪友も、
わたしのあとで市民公開講座でしゃべったあと、30分あとの飛行機でやって来て参加していた。

懇親会場では悪友とともに、会を企画した東大教授や、毎度お馴染みの金沢大の教授や
阪大の准教授やらと濃厚な話で勝手に盛り上がり、
20分くらいで「ほなさいなら」と会場をあとにして、
白銀高輪のフレンチ、OREXIS(オレキス)に向かった。

初めて訪れるこの店で、シャンパーニュの大家・世田谷の峰富士子女史、鮨屋評論家・Whisper氏、
そしてooisotaroさんとの4人でワイン会となったのであった。
シャンパーニュとワインが全部大当たり、料理とのマリアージュも最高、という
極上の会であったが、昼からの会議のため、今はもう大阪に向かっている。

午前10時、静岡は快晴だったが、名古屋に近づくにつれ雲が多くなってきた。
今名古屋を過ぎたところでが、関ヶ原で雪が降っている模様で、
15分程度大阪着が遅れそうだ。

東海道新幹線敷設の際、北陸の気候を反映する関ヶ原を通るルートを選んだため、
運行に気象の影響を受ける結果になった、
と鉄道紀行作家の宮脇俊三が書いていたことがある。

そろそろ関ヶ原が近づいてきたが、徐々に雪が目立つようになってきた。
会議に少し遅れそうだ。

この会議が済めば、大きな予定はなくなる。
南山堂編集部のY嬢、お待たせしました。
企画が遅れてどうもすみません。もうすぐ最終決定できると思います。