良心的の極み・・ボーモン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ボーモン・デ・クレイエール グラン・プレステージ・ブリュット NV
購入日    2007年2月
開栓日    2008年1月11日
購入先    かわばた
インポーター モトックス
購入価格   2950円

今となっては3000円以下で手に入るシャンパーニュなど、ほぼ皆無と
言って良いと思うが、昨年にはあった。
ちょっと楽天で調べてみたが、今同じものを買うと4000円は超えている
ようである(ハァ~)。

これがおそらく3本目だが、2本目とその前はもう少し甘かったように思う。
全くの推測だが、デゴルジュマン後の日が経過していって、少しずつ味わいにも
変化が来ているのかも知れない。

シャンパーニュでは、同じものを時期を違えて入れてみると、
かなり味が異なっていることをよく経験する。
ウメムラから購入したマーク・エブラールのロゼなどその典型だ。
ヴィンテージが明示されないから、ロットが異なったり、元のワインそのものが
別物だったりするのだろう。

ま、それはともかく、今回の3本目は食中酒として最適な甘さの節度を
保っていた。
今さら言うまでもないが、わたしはシャンパーニュに関しては相当な酸性人で、
家内(一般人)が酸っぱくて飲めん、というくらいで丁度である。
ただし節操がないので、ときに甘めのロゼを食後に開栓したくなってしまう
こともある。

しかし、シャンパーニュは高いなあ。
格安のボーモンでも、普及品で4000円超でなければ手に入らず、
普通のRMだったら7000円くらいが平均的な価格になっている。
それに希少性や雑誌の点数が付くとドンと5割増の価格が付いたりする。
日常ポンポンと開けるわけにはいかないようだ。