年初早々さっそくハズレ・・グロのレア | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ 1級 クロ・デ・レア(モノ・ポール) 1999
購入日    2007年12月
開栓日    2008年1月2日
購入先    かわばた
インポーター ソムリエ
購入価格   7800円

年末にかわばたに残っていたバックヴィンテージを分けてもらった。
コルクは問題なしだったが、開栓すぐから力がない。
家内も「何か弱々しいワインやね」などと、グサッとド心臓をえぐるようなことを平気で言う。

弱々しさの中に、チラチラとしっかりしたフルーツの片鱗が伺えた。
ヴォーヌ・ロマネらしい香りも確かに残るし、テロワールの輝きも垣間見える。
それだけに一層欲求不満がたまる。
2日目以降は酸化の一途で、酸味が増してきてむしろ弱々しさを覆い隠してしまうが
まったく楽しめない。

元々こんなワインであるはずもなく、出荷後の保管の問題だろうか。
同じかわばたさんで、2年くらい前に同じワインを3本購入し、1本開けた
それは非常に状態も良かった。
そちらのインポーターはボニリ・ジャパンだったが、まだ2本は残っていると思う。

今回の1本をもってそれらをいつ開けたらいいか、予想すらつかなかったが、
そろそろ開栓時期になっていそうではある。
今年最初の赤ワイン、印象を一言で言えば
「犬も歩けば棒に当たる」