品位はあるがちょと濃い・・プジョワーズ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


シャルル・プジョワーズ ロゼ 1er NV
購入日    2007年2月
開栓日    2007年2月22日
購入先    かわばた
インポーター 日仏商事
購入価格   3980円

泡オンチのわたしだが、いくつか開栓していると、やっぱりドライで甘さが少ないものの
方が好みだな、とはっきりしてきた。
今回のシャンパーニュは、多分あまり有名でないRMもので、ショップにはロゼしか
在庫がなかった。

NVシャンパーニュだと、いつデゴルジュマンされたのか、記載がないと分からない。
デゴで澱が除かれると瓶内2次発酵が期待できなくなり、早く飲んだ方がよい、
とgeorgesさんから教えていただいた。例外はあるそうだが。

 (追記)georgesさんによれば、
 「瓶内二次醗酵における澱との同居期間が長ければ長い程熟成した味わいが期待出来ますが、
 デゴルジュマンの後は熟成を期待することは出来ない。たまに酸の強いシャンパーニュに限って
 デゴルジュマンのあとでも熟成するものがある」
 ということである。

ショップから最近購入したものでも、どこかで長期滞留していた可能性がある。
このシャンパーニュのエチケットの片隅に、「L 200107」と小さく記載があるが、
これがデゴの日付だろうか。

2001年かと思ったのだが、だとすると、すでに5年以上経過していることになる。
しかし向こうの書き方だと、07年1月20日と読むのが正しそうだ。
だとすると、1ヶ月以内にわが家に届いたことになるのだが・・・。

さてこのロゼ、けっこう濃厚で厚みがあって、しっかりした酸もある。
泡の細かさは中等度で、柑橘系の果実を感じるが、それほどひねた感じはしない。
自分の好みからするとちょっと重すぎ、多少甘みも過剰で、食前酒にも食中酒にも
もう少し軽やかなものが欲しいなと思う。

5000円以下の安RMとしては上出来だと思うが、ロゼではなくブラン・ド・ブランの方が
個人的には合っているのかも知れない。