あくび | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

 
          (ウサギは滅多にあくびをしない。これは貴重な瞬間を捉えたお宝画像である)
シャトー・ド・キュガ ボルドー・シューペリュール 2002
購入日    2006年8月
開栓日    2006年8月24日
購入先    ヴェリタス
インポーター ヴェリタス
購入価格   1140円

ボルドー右岸のボルドー・シューペリュールのワインで、メルロー100%だそうである。
安ワインでいいものが多いヴェリタスから、つい今週購入した。
何でまたわたしにすれば的はずれのワインを購入したかというと、昨日にあったミニ同窓会の
アトラクション用である。

昨日は大学の同期の医師ばかり10人ほどの同窓会があり、わたしが当番で医療崩壊の問題について
プレゼンをしたあと、ブルゴーニュとボルドーの飲み比べ、というのをやった。
場所は大阪都ホテルで、このワインともう一つジュブレ・シャンベルタンのある村名ワイン
(価格は約5000円)を持ち込ませてもらった。

どちらも同じヴィンテージの2002で、ボルドーとブルゴーニュ、どっちが好きですか?
という話題を提供したわけである。
わたししては、メルローが受けて、「ゲゲッ、これが1000円??」
というストーリーのつもりだったが、あにはからんや7対3でブルゴーニュの勝ち。

ソムリエに2つ並んだグラスに注いでもらった際に、あたりに芳しい香りが満ちあふれた。
それは、ピノ・ノワールの香りであった。
1000円と5000円の価格差はひっくり返せなかったようだが、このボルドーも、
1000円は安い、という評価はもらった。

たしかにこのワインだけ飲むと、まあ1000円ならよくできたメルローである。
だからどうということもない、と言えばそれまでなのだが。