ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ ブルゴーニュ・ルージュ VV 2002
購入日 2005年2月
開栓日 2006年4月10日
購入先 ヴェリタス
インポーター サントリー
購入価格 1780円
このワインは自宅にはもう無いと思っていたら、1本残っていた。
わたしは所持しているCD/LP約4000枚は、その内容を正確に把握していないが、
400本のワインも把握していない。
飲もうと思ったワインを1時間探したこともあるし、結局見つからなかったこともある。笑えない。
このワインは3本目である。
1本目は昨年8月で、2本目は今年の1月である。
正直言って、1本目が一番美味しくて、2本目はやや老けていて、
3本目は、開栓当日だけで枯れてしまった。やっぱり、ワインもだんだん年をとるのだ。
決して最初に絶賛した評価をひっくり返したわけではない。
そんなにいつも豹変していては、信用がなくなる って、元からないか。
このワインのピークは、昨年後半だったようだ。
徐々にインパクトが弱くなり、影が薄くなり、歓びも弱くなる。
ここらあたりが、普及ワインであるACブルゴーニュの限界なのだろうか。
2002のACブルゴーニュは、他のいろんな造り手のものが何本も自宅に寝ているから、
ぼちぼち開栓時期を考えなければならないかも知れない。
何も考えずに1~2時間で飲みきってしまうことが前提の、こんなACブルゴーニュを食中酒として
開けておいて、翌日の立ち振る舞いを云々するとは、何とも意地の悪い飲み手だ。
いつも基本的に1人で飲みきっているから、ついつい翌日の感想が出てくるわけだが、
健康のことも考えると、不味くなった2日目以降の残ったワインは、捨てた方がいいかも知れない。
だったら、倍のお金を払ってでも、翌日に違う魅力を見せる格上のワインを開ける方がいいのかな。
かくして、開けるワインのレベルはだんだん上がっていき、
同じレベルのワインをワインバーで開けると、福沢さん1人と野口さんが数人出て行くことになり、
あほらしくなって、結局自宅で1人でワインを開ける羽目になるわけである。
今日のワイン、もうUTAさんは2003を開けておられるが、それが正解かも知れないなあ。