台風一過の週末、今年もサマソニに参戦してまいりました。
2001年からもうすぐ四半世紀。年々体力は衰えていくものの音楽への意欲は衰え知らず。
むしろ逃げ場や抜け穴・抜け道・抜きどころを知り尽くし巧みな"捌き"が身についた、なんてね
まず海浜幕張の駅に着いて驚いたのは客層。
"都市型ロックフェス"の日なのに周りは10代後半から30台の女性だらけ。バンドTとか着てる人がほとんど見当たらない状況。
元◯ャニーズ、韓流グループ、韓流カブれグループが占拠する今年のラインナップのファンたちが群れのように蠢く有様。
リストバンド交換のメッセ正面口に数千人のヲタ女が列を作ってました。
我々"サマソニ古参"は炎天下の数千人と並ぶことなく"とある入口"から2〜3分で中へ入場ww
さっそくビールとケバブで朝メシを済ませて貴重なロック系アクトをまわります。
Bodyslam(Thailand)
まずはタイのBodyslamを。
フェスでもない限りタイのバンドなんか観る機会ないのでね。王道のロックで特筆して何もない(笑
前日発表された通りBabymetalがゲスト出演しひと盛り上がりしてました。
LOVEJOY(U.K)
グラストンバリー、ロラパルーザ、リーズ、レディングと有力なフェスに昨年あたりから名を連ねている注目アクト。
今年はボナルーやコーチェラも呼ばれてたけどキャンセルしたようです。
90年代のmenswe@rとかNorthern Uproarなんかに通じるU.K感バチクソの脱力系インディーロックに時折ホーンセクションを取り入れる斬新な曲も。
もうひとつ抜けてけば化ける?
ソニ飯屋台で焼きたて餃子とビールを片手にサバシスターを観る。
サバシスター(日本)
何年か前の"出れんの!?サマソニ"枠で出てた彼女たちもPIZZA OF DEATH所属になり立派に成長。
筆者的にはvo.gtの子がES-335でギターの子がグリーンのSG使ってるとこもなんかいい
ちなみにES-335は横山鍵さんから借りてる"Chuck"だそうです。
ロックフェスなはずなのに、伝統のマウンテンステージにロック系アクトが全くいないという異常すぎる今年のサマソニ。
それでもチラ見はしてみようと足を運んでみたら
"新しい学校のリーダーズ"が。
…筆者困惑。
「貴方たちは何をされてる方なの?」by 和田アキ子
これなんですか?ポップスなの?ダンスグループなの?何を楽しんでどこを評価したらいいの?
YVES TUMOR (US, ITA)
"異端児"と評されるYVES TUMOR。
正直もっとブッ飛んだパフォをすると思ってただけに拍子抜け。ま、わかる気もするけど。
アートや個性と特異な存在感を全面に押す手法は完全に音楽評論家の好みなんでしょうが、足りないピースだらけだと思うのは筆者だけでしょうか?
さ、ビールもしこたま飲んだし、覚悟決めてマリンスタジアムへ向かいましょう!
つづく