売らないから手間暇かける | 森の中のグリームズたち

さて

 

やけに暖かい2月

 

雨も降らずに

 

晴れてお出かけ

 

日和なほど

 

バラはすでに

 

芽吹いてます

 

通常は3月から

 

芽吹いて

 

ほしいのですが・・・

 

暖かいので

 

前倒しですね!

 

 

っとなると開花も

 

早いのでしょうけど

 

その前に3月15日

 

からの消毒

 

「とりあえずスミチオン」

 

とりあえず生みたいに言うけど

 

これを少し早めた

 

方がいいような

 

気がするのです

 

 

こんなときの

 

ワシの感はとても

 

役立ちます

 

虫以上の第ゼロ感ですから!…笑

 

今年はやられる前の

 

散布として

 

3月10日を

 

予定します!

 

売らないから

 

無駄に手間暇かける

 

これは少し難しい

 

話なんですが・・・

 

 

 

売るものを

 

生産するときって

 

極力不要なものは

 

そぎ落として

 

安く経費を

 

かけずに作るでしょ

 

でも売る前段階の

 

クリエイティブな時は

 

「無駄」に投資します

 

コレが売る苗なら

 

カップなんて

 

しません・・w

 

売る前の実験段階で

 

どうにか

 

生き残って

 

もらわんと

 

いけない品種

 

だから最善の

 

無駄を投資します

 

 

スタートは

 

早いほどいい

 

人間はプロに

 

なるために

 

最低10年かかると

 

しましょう。

 

すると

 

20歳と30歳の人が

 

同時期に同じ

 

職業に従事して

 

30歳と40歳で

 

プロになったとします

 

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その時はさして

 

差もないのです

 

同期のプロです

 

ただしこれが

 

10年後の

 

40歳と50歳に

 

なった時に

 

大きな差が

 

出始めます

 

耳が聞こえ

 

にくかったり

 

体調不良にみまわれたり

 

目が見えにくくなったり

 

感覚反応が

 

遅くなったりと

 

50歳は40歳に

 

勝てません

 

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だからのんびり

 

やってる場合では

 

ないんですね

 

なんでこんな

 

話をするか

 

 

って言うと

 

ハウスに入れた

 

ガブリエルは

 

無加温ながら

 

芽吹きが早いのは

 

夜間の冷え込みを

 

ビニールが防いで

 

くれるので

 

スタートが

 

早いわけです

 

ここで言う

 

20代で従事

 

したときの

 

30歳プロです

 

 

ハウスに入れると

 

ベーサルシュートが

 

出てくれます

 

コレが屋外だと

 

意外と出にくく

 

来年の枝が

 

できないと

 

年々細って

 

いくわけです

 

ハウスに入れて

 

このベーサルシュートが

 

出た場合来年の

 

枝を確保した

 

ようなものです

 

秋まで繰り返して咲いてくれるし

 

他のバラはハウスに

 

入れなくても

 

シュートの更新を

 

してくれますが

 

ガブリエルは

 

特別です

 

そこまでして

 

育てたい品種

 

なのです

 

 
こういった
 
手間と知恵を
 
ぶち込んで
 
育てていく
 
楽しみが最近
 
少ないように
 
思うのは
 
世の中の無駄を
 
排除する動きと
 
一緒で
 
育てやすいに
 
特化しすぎると
 
つまらん世の中に
 
なるのです
 
誰でも育つ
 
バラだったら
 
それは
 
椿やサザンカの
 
未来と一緒になる
 
誰が育てても
 
一緒だと飽きるのも
 
早いわけです
 
だからバラは
 
少々ややこしい品種も
 
必要不可欠と
 
考えます
 
ワシらグリガデは
 
そのややこしいを
 
楽しいに
 
変えたいので
 
こんな実験まで
 
やってます
 
 
 
 
2016年1月のブログ
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワシが若いのはツッコまんでね!!

 

このように

 

それぞれの個性を

 

伸ばすのが

 

皆さんの

 

役目です

 

あんたが

 

おらんと

 

ダメなんよ!!

 

無駄を頑張る人が

 

おらんと消えて

 

いくんよ!

 

利便性だけで

 

行くから

 

世の中ハラスメント

 

だらけなんよ!

 

苦労しようぜ

 

趣味の世界くらい

 

 

こちらの無駄な

 

実験苗たちはすでに

 

種まきから

 

丸1年後の

 

接ぎ木された苗

 

とりあえず

 

エンジン載せ替えて

 

60品種ほどは

 

見て診たいわけです

 

これ無駄以外の

 

何物でもないわけです

 

 

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無駄が楽しいって

 

わかります?

 

推しのウチワくらい

 

普段使えないですが

 

コレが大事なんです!

 

自宅ハウスには

 

昨年春交配した

 

種から芽が出て

 

本葉を出した段階で

 

ポット上げします

 

 

ポット上げすると

 

一気に成長

 

し始めます

 

ふつうを

 

知らんけど

 

一個づつポット上げ

 

しないと思う

 

めっちゃ

 

経費かかるから

 

育苗トレーに

 

発芽した苗と

 

ポット上げした苗

 

昨年春開花した

 

イケメン60品種の

 

接ぎ木苗が

 

共存するハウス

 

めっちゃやりくりが

 

大変だけど

 

めっちゃ楽しいのです

 

 
こうやって
 
楽しんでいるうちは
 
無敵なのです
 
思い通りに
 
いかないほうが
 
楽しいのです
 
 

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花のつき方や色身

 

花びらの枚数は

 

コレからかなり

 

変化します

 

これら60品種は

 

この接ぎ木した苗を

 

大苗にして

 

来年の5月

 

ようやく完成

 

というわけで

 

かなりの時間と

 

お金がかかってきて

 

それを売らないって話!

 

何じゃそれ

 

なんですが

 

そこが面白いわけです!

 

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やっているうちに

 

植物は進化を

 

していきます

 

人々の交配により

 

どんどん進化

 

していき

 

花が小さく

 

なったり

 

八重になったり

 

八重でもかなりの

 

花びらになったりと

 

クリスマスローズの

 

進化ぶりもこの

 

30年で目覚ましい

 

ものがあります

 

 

 

楚々とした品種が

 

良くなったら

 

そんな品種ばっかり

 

扱うし

 

八重が良ければ

 

八重ばっかり

 

セミダブルが

 

良くなったら

 

そればっかりと

 

偏り続けてますがね・・・

 

 

自宅でもかなりの

 

クリスマスローズが

 

咲いてます

 

 

 

気づかないくらい

 

草色です

 

直射日光当たり

 

まくりの夏を

 

乗り越えたのは

 

根っこが地面に

 

埋まっているからです

 

鉢植えだと

 

こんなに元気

 

ではありません

 

 

 

パンジービオラを

 

飾るときに

 

こんなプレートを

 

置くだけでそこに

 

あるような感覚に

 

なりますね!

 

撮影には欠かせんな!

 

 

発送用の

 

パッケージだって

 

料金かかります

 

届いた後は

 

無駄になります

 

 

役目を終えても

 

見方や角度変われば

 

役目が生まれる

 

ことだってあります

 

その機能に準じて

 

とらわれては

 

だめです

 

 

 

誰が喜ぶかわ

 

かりません!…笑

 

 

 

にゃ~!!!!!

(おれおれおれおれ)

 

 

END