春告げる 紅き花咲きて 心には
ただ風のみの 吹きてやまずも
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春霞 翡翠の空は 麗らかに
濁りし想ひ 覆い隠しぬ
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胸の奥の 悔い滴りし 昏き穴目掛け
春告花の 香飛び来たる
光満つ
世にありながら
君がまなの
ふと翳りたるは
兆しなりしか
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満月の
光に溶ける
淡雪に
寂しき吾子の
蒼き影見ぬ
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失いて
いよよ澄みゆく
面影は
在りし日よりも
まどかなるかな
自分の認識が世界を作っていると言うのなら
東京で暮らしていた息子が戻ってきて死ぬまでの1年半をすっかり無かったことと私が認識すれば
まだ彼は東京の何処かで、変わらぬ日々の暮らしをしているのだろうか。
全然会えないけれど元気にやっていると思えばそれは現実になるのかな。
いや、現実になるというか。
会えないけどいる。
と
もうこの世界にいない
の
違いはなんなんだろう。
そんなとりとめないことを考えながらダラダラと過ごした年末年始でした。