うつ病等、メンタルケアの対象に含まれる方で問題が起こると、

 

何日もくよくよ考え不安を募らせがちです。

 

この練習の目的は、

 

「問題解決に対して全力で考え、合理的な方法で解決策を選択し、それで行くと決めたら悩まない」

 

という習慣をつけることです。

 

ポイントは、数多くの解決案を出して、それに点数をつけることです。

 

 

①「R」(リラックス)

 

コーヒー等、問題を解決する前にまず気持ちを落ち着ける状態や環境をつくる。

 

②「I」(アイデンティファイ)

 

今、何が問題になっているのかをはっきりさせる。

 

③「B」(ブレインストーミング)

 

ばかばかしいと思えるような案でもいいので、とにかく解決案を多く出してみる。

 

④「E」(エバリュエイト)

 

メリットとデメリットを考えて、各解決案を評価する【0~100点】

 

⑤「Y」(イエストゥーワン)

 

解決案のなかから1つ選ぶ。

 

⑥「E」(エンカレッジ)

 

解決案を決めたらもう悩まずに行動あるのみ、と自分にいいきかせる。

 

 

 

※RIBEYEは米国のJF・カリー氏が考案した方法です。

摂食とは、人や動物が食物を摂ること、嚥下とは飲み下すこと、口腔内の食物を胃に送り込む過程をいいます。

 

その摂食・嚥下のプロセスが以下のとおりになります。

 

 

①先行期(認知期)

 

食べ物の形、固さや湿度などを見たり、においや触ることで判断し、何をどう食べるかを決めて行動します。

 

②準備期(そしゃく期)

 

食べ物を口に入れて噛み砕き(咀嚼”そしゃく”)、舌でまとめて咽頭へ送りやすい形(食塊”しょっかい”)にします。

 

③口腔期

 

舌の運動によって食塊を咽頭の報告へ移動させます。

 

④咽頭期

 

食塊をゴックンと飲み込み咽頭から食道に送る。

 

⑤食道期

 

食道の蠕動運動により、食道から胃に送る。

 

 

高齢者になると、①~⑤の過程がスムーズにいかなくなります。

 

食べるのに必要な筋肉や唾液分泌の減少等が原因としてあげられます。

 

また、食事のお手伝いを行う際、①の過程を飛ばしていきなり口に運ぶ介助者の方がいらして、

 

そこから、誤嚥するという形がよく見受けられます。

 

食事のお手伝いを行う時は、

 

認知症の高齢者であっても、言葉で「今から〇〇を食べますよ」や食事のにおいをかいで頂いたりすることって、

 

とても大切なプロセスなのです。

 

食事は生きる上での楽しみです。

 

その楽しみを最大限に引き出せる援助者でありたいものです。

これはあくまで個人の感覚で、

 

どのようなノウハウ本にも、マニュアルにも載っていないと今までの本を読んでいる中ではなのですが、

 

仕事の中に「この仕事嫌いだな」と思うことを一部分のこしておくことにしています。

 

人は無意識に”楽”を選んでしまう生き物です。

 

楽ばかりだと、何となく自分を甘やかしているような、

 

はてまた緊張感が薄れていくようなそんな危機感がどこかに生まれます。

 

苦手や嫌いだと自己分析している上で、意識して仕事としてのぞむことができれば、

 

緊張感を維持することができますし、

 

またそれがいつしか好きや得意にかわっている可能性があります。

 

とはいえ、人は精神的には正直な生き物なので、

 

嫌いが多いと、メンタル部分でつぶれてしまいます。

 

なので、嫌いや苦手を少し仕事にのこすことで、

 

本当の意味で仕事として、姿勢として取り組むようなそんなイメージを持っているのです。