朝イチに大学近くのホームセンターに行く。
おっさんに混じって、ムサビ生らしい若者が大きなベニヤ板持ってウロウロしている。

私は、舞台の板を接着するための金具を買いにきたのだが、無い。
(舞台専門の)空デの某教授に電話し、泣きつく。
動揺している私に教授は「代用はいくらでもあるよ」とあやす。
いくらか慰められ、やる気が出る。
他に、PCを積むためのアルミラックを2台買う。
これが意外とデカく一人で運べず、救急隊員に電話。
寝起きを無理やり起こし、ホームセンターへ召喚。
そこでトラックを貸してもらい、学校までラックを積んで持っていってもらう。

そのあと、町田駅へ電車を乗り継ぎ、一時間かけて向かう。
音大の友達が映像の音を作ってくれてたから、そのデータを受け取りの為。
クリアランスセールで人がごった返す中、タリーズでようやく一息つく。

町田から新宿へ初めての小田急線で向かう。
頼んでいた製本を取りに行く為。
なんとか無事に出来ていた。安心して電車の改札へ向かう。

切符売り場で地図を見ながら困り果てた白人が居たから
「ヘイ」と声をかける。すると、彼はharajuku行きたいんだけどと言うので
「ヤマノテライン!ワンハンドレッド、サーティよ」とルー語を押し付け切符を買わせる。自分も買おうと財布を見たら・・・45円。

がっくりとATMへと向かった。白人から案内料で切符代もらえばよかった。
20時、ようやく帰宅。
バタバタな日でした。でもココ最近こういう感じ。
年末にかけて
積もり積もった体・精神の疲れを、約2週間、実家で癒してきました。
今回は、旧友たちの再会をする中で、自分が忘れていた恥ずかしい行動などを酒のツマミにされました。
1、高校のときの友達(部活マネージャー)
「二人でショッピングしてるときに、ニアはマネキンが着ていた洋服を試着したかったのよね。そのとき、ニアはマネキンごと店員に持っていって『これ着たいんですけど』って言ったよね」
そう、、、力を持て余してました。
こういうと
驕ってると反感を買ったりすると思うけど
自分が「エリート教育を受けている」ということを自覚し
エリートである責任を社会の中で果たしていくべきだと感じている。

大学を卒業する今まで、自分の周囲の人間を見ていて
学歴の差で経済的(収入等)格差が存在するのを感じた。
「実力がすべて」と言われがちの芸術方面でも
日本をリードするアーティストやクリエイターの出身校は限られているし
ある有名な制作会社は、入社試験でまず大学名でふるいにかけるらしい。

私の大学・学部は多くの有名なクリエイターをOBに持ち、その繋がりも研究室によって強固なものになっている。教育面でもやはり一流の人が教えに来る。(それを一般公開のセミナーにすると申し込みが殺到するにちがいない。)
それだけ教育の質が高いことは、学校を離れ、企業にも伝わっているようだ。

3年生くらいまでは、学校に籍をおいているだけの私だったが、就職活動を機に、学校と企業の繋がりを探していると、「利用したほうがいい」ということに気づいた。
先生の人脈、就職課の教えを頼っていくと、あっという間に日本のデザイナーの中心人物にたどり着いた。
貴重な時間を割いて話を聞いたり、作品を見せてアドバイスをもらうなんて、どう考えてもムサビの視デにいなかったらありえないことだった。

そのようにして、卒業間近にして
私は「エリート教育」を受けさせてもらったのだ、と感じている。

もちろん、教育を受けさせてもらっているのは、
両親の美大への寛容な態度と(ある程度私の将来への諦めと)
宝くじでも当たらないくらいの莫大な授業料をなんとか払ってもらっていることのお陰である。

その中で多くの刺激的な人に出会い、教えを請い、影響を受けた結果
たまたま私がムサビに受かって、就職もうまくいった。

その中の私の努力なんて
屁のようなもんだ。
恵まれた環境により、私はエリート教育を受けられた。

多くは
東京に行くことができずに
あるいは、美大を目指すことを反対されたり、私立はお金がかかるから駄目だと言われ
ムサビに入学できなかった人でいっぱいである。

その人たちのために私は
与えられた環境の中で勉強し続け
大きなリスクをもって、大きな仕事をしていく最大限の努力をするべきだと思うのだ。