(ジョジョ好き男とのデート続き。)

そんな、特に何も生み出さない、エロい雰囲気とは程遠い中で下着理想について彼が偉そうに語る。
barとは、口説かれる場かもしれないが、下ネタ披露の場では無いと思う。

そして
ちびちびリキュールロックを飲むのが好きなのに
なぜか、一気飲みを強要されたりした。
がんがん飲まされ、明日仕事なのに、いやな酔い方をされる。

「じゃあ、きみは4000円ね」

結局なんだか飲まされまくったが、ワリカンだった。
払おうとしたら釣りが無かったんで、後でいいよ、と言われる。

帰りがけ、同じ路線。
先に私の方が下車するのだが、降りる瞬間、泥酔していた彼が腕を掴む。
「おれ、つらいから泊まらせて」
何を言っている、明日会社だし、まったく終電ちゃうやん
私はびびった。そして丁寧に断った。

すると、子供がプラモデルを買ってほしくママにねだるように
私の二の腕をぶんぶん振り回して
「大丈夫だよ、明日始発で帰るから」
とトンチンカンなことをのたまい引き下がらない。

ついに、その電車は行ってしまい、プラットホームで口論になる。
こんなんで泊まらせるか!と断固として拒否をつづける。

すると、フラフラしていた彼もついに据わった目で真っ向に私を見
「Barのお金、まだ払っていなかったよね」
と手を差し出す。

この厚かましさは、前代未聞。
一気に酔いが冷める。

「いいけど、1万円しか無いんだけど」
と1万円を出そうとすると、彼は
「これを一緒に両替しよ」と改札に連れて行こうとする
まてまて
「やけん、それなら払うから」
と1万円を出すと彼は、少し間があったあと

黙って1万円を受け取ったのだった。
そして、次の電車が来て、お帰りになったというひどい話です。

これこそ「小さい男」の骨頂じゃない?


翌日、彼の友人に話をぶちまけたら
「それね、前も女の子からクレーム来たんだよね」
とずうずうしくもコメントが来る。

女の子を1日付き合わせて
がっつり飲ませまくって
帰りがけに、泊まるかお金を払うかの二択を迫り
うまいこと+αの金を回収するっていう

当たり屋のようなヤクザ商売をされた私は
もっともっと、普通な人とデートしたい、と傷心するのでありました。






微熱が続いたこの一週間、いささかぐすっと、そして重たいからだを引きずって、
昨日、花見ハシゴを決行。

お相手は
最近ご無沙汰の金融系グループと、井の頭公園へ
取引先のデザイン制作会社と西郷山公園へ
夜は、ちょっと前に別れた男の子と浜離宮へ

風はまだ強く、コートが必要だったけれど、
桜を求めての人々の高揚感で気持ちがウキウキした。

少し仕事が落ち着いたので、今日は読書。

開高健のエッセイを読んでいると、素養のある人は素養のある人と付き合い
お互い向上し合っている関係性がうらやましくなった。

新聞記者、前線を渡り歩くジャーナリストだった氏は、
政府の要人、文化人等とよく意見交換をしている、その立場は私とあまりにも違うけれど
私ももう少し知識と素養を身につけなければ、と焦燥するのであった。





12月の花の金曜日
男友達から出会いを求められていたので、電車系に勤めている男性陣と飲み会。
このようなとき、特にがつがつしないのが、社会人になった私のスタンス。

いかにイケメンが来ようと、トークが冴えているインテリが来ようと
特に動じず。
しかも、自分が幹事だったらなおさら。

男性陣は、「まあ、合コン等なれていなくもないよ」っていう女子への扱い方を心得つつも
なんとなく、なりたい自分になれずにくすぶっているジレンマみたいなのが見え隠れする、そんな人たち。

その場では、私は粛々と酒をオーダーしたり、盛り上げていない人を気遣ったりして、無事に会が終わる。
(その後幹事業を放棄してクラブへ。。。)

翌日、その中のまあまあ唐沢利明似の男性から飲み誘いのメールが。

12月の中旬、恐るべしクリスマスイブの前のタイマン飲みに賭けてみる。
彼の印象はマイペースで、どちらかといえばおとなしいタイプ。

デート序盤はどうってことない。
横浜の鍋をつついて、特に嫌いなものもない中で好き勝手食べて、飲んだ。

そして2次会は彼がここに行きたかったんだよね、と鼻息荒く案内するBar。

そもそも西武池袋線沿いに住んでいながら、わざわざ横浜を選んだのは、
海沿いのデートコースを歩くわけでもない、このBarに行きたいだけの為だった。

「ジョジョの奇妙な冒険Bar」
(正式名称:bar the world)

なんとジョジョのオリジナルカクテルが多数置いてある、
ジョジョファンは全国津々浦々からやってくる、その手では有名なバーなのだ。
それでも内装や、雰囲気は本格的にオシャレである。
暗い中、ほのかに酒の棚を照らし、カウンターに座りながらも好き勝手話せる雰囲気。

彼は嬉々として何ページにもなるジョジョ関連のカクテルメニューを嘗めるように見た後
少年が覚えたてのスペシウム光線を放つように(?)強いウイスキーベースを頼んだ。
私はジョジョに興味はないので、リキュールを頼む。

2杯ほど飲んだあと彼の少し様子がおかしくなる。
いきなり、私には下ネタが通用する、と思ったのか
「今っ、つけてる下着の色はなにいろ??」
と童顔の彼は、それこそ最近セックスという単語を覚えたときの小学生のような初々しい好奇心を私に向けた。
「え、むらさき色だよ」
と臆すること無く答えると、非常に満足した笑顔でうんうん、と縦にうなずき
「お、えろいねっ、僕はね、下着の色にはうるさいんだ、一番最悪なのは白かな。残念な気持ちになるんだ」

そのときに、私の今まで会った男性に下着は
1:白派
2:黒派

の2種がいることに気づいた。
1:白派は、ベッドの中でも清純派でいてほしいと願っている。Tバックでも履こうものなら、破門である。蒼井優タイプ好き
2:黒派は、なんか過激なことを望んでいる。本人はエロい自分を大肯定しているが、いかんせんAVやエロ情報に踊らされ、遊びたい自分だけが先走っている感じ。おそらくTバックを履いても喜びをエロで表現できないタイプ。

(ちなみに私は木綿パンツ容認派が好き)

まあいずれにしろ、色んな妄想をはらんでいる訳だけど、
彼はそれらを実行できていない、変な言い方をすれば
少しエロい自分であることを背伸びして見せようとしている感じがぷんぷんした。

エロい人は
実際、こんなバーで、下着の好みでうだうだ言わないのだ。ぜったい。