再生治療スタート | とも君ののんびりリハビリ生活 

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2021年4月にFIPドライタイプ末期の診断を受け、未承認薬で治療するも同年12月に再発。その後、四肢麻痺により寝たきり生活に。2024年6月より再び歩行困難となり再生治療中。
FIP治療期間の記録はこちら
https://tomozou-fip.hateblo.jp/

明日から幹細胞による再生治療をスタートします。

 

とも君は今までも再生治療はしたことがあったのですが、今回、新しいお薬で今までの違う投薬方法で再チャレンジすることになりました。再生治療はまだ新しい治療で、取り組んでいる病院も少ないと思います。取り組まれていても症例数はとても少ないです。猫ちゃんとなれば尚更です。鍼治療の時もそうでしたが、猫ちゃんの症例数が少ないのは、動くので鍼治療や長時間の点滴ができない、というのも一因にあるようです。

 

今回も新しい病院だったので、先生がとも君が果たして長時間の点滴が動かず暴れずできるかを一度先にみさせてくださいとのことでした。とも君は体が不自由なこともありますが、性格的にも大人しく、FIP治療中から毎日のお注射時も動いたりすることなく本当にいい子でした。今回は事前の検査でエコーの時、お腹を上にされたのがちょっと嫌だったみたいで、「私の方を見てにゃん」と泣いてしまいましたが、体は動かさず、先生に「こんなにいい子は珍しい」と言ってもらえました。「お母さんのこと信頼しているんですね」と言ってもらえました。血液検査もちょっと痛くて辛そうな顔をしていましたが、私がとも君の顔を見て、頭を撫でて「大丈夫、大丈夫」と励ますと体も動かさず頑張ってくれました。

 

新しい病院に行くと先生以外の助手の方が体を保定しますが、私はいつも「先生、もし問題なければ保定は私にさせてもらえませんか?」とお願いをします。「いや、やり方があるので、、」と言われたケースもありますが、理解してくださる病院もあります。継続して通っている病院では、とも君の場合は、助手の方はお注射の時ですら登場しないことが多いです。私がとも君の体を保定するのが一番上手でとも君も安心するのを先生がもう理解してくださっています。

 

話がそれましたが、明日から始まる再生治療は1回では終わりません。間隔を開けて、何度か行います。少しずつでもいいからどうかとも君の具合が良くなって、歩行が安定するように願っています。そして、まだまだ症例数も少なく、特に猫ちゃんは少ない再生治療にとも君がチャレンジし、同じように難病や歩行困難などの子を抱えて、悩んだり辛い思いをされている方の参考や励みになればと思っています。