とも君の調子があまり良くなくてとても心配しています。
ほぼ歩けなくなってしまって、トイレは自分で行こうとするのですが、トイレに到着するまでに転倒し、そのまま漏らしてしまうことがほとんどになってしまいました。うんちはこれも自力で頑張ろうとするのですが、気張っている最中に引きつけが起こって転倒してしまうことが続いています。体が汚れてしまうので、とも君自身も辛そうで、私も胸が痛いです。
歩けなくて、悲しそうな顔をしているとも君を見ると涙が出てしまって、でもとも君に私の悲しそうな顔を見せてはいけないってなんとか踏ん張っている状況です。食欲はあるのですが、寝たままの姿勢でしが食べられないため、うまく食べられれずサポートが必要です。
私の体調もあまり良くなくて、先週末は姉も実家に来てくれました。2人で今後のこと沢山話し合いました。これから治療にお金もかかってくると思うので、とも君貯金の見直しをし、後どれくらいを貯める必要があるかも話し合いました。
病院にも二人でいき、先生の話をしっかり聞いてきました。手足の動き、神経反応や脳の反応を見てもらいましたが、やはり悪化していると言われました。特に後ろ足に力が入らないようで、脳からの信号も届いてないようです。反応も悪くなってしまってぼーっとしている時間がほとんどで名前を呼んでも聞こえてないような感じです。水頭症の症状が進行してしまっているのだと思うとのことでした。
またとも君が完全な寝たきりになってしまったらと心配で、不安で、怖くて、そんな日々を過ごしていますが、前向きな姉と年の功で頼りになる私の母親に支えてもらっています。とにかく先のことを心配しすぎずに私にできることをやる、そう決めて、マッサージ、ツボ押し、ストレッチ、歩行リハビリを継続してます。
そしてこの心配の中、さらにショックなことがありました。とも君が寝たきりだった頃から、リハビリ、マッサージ、ツボ押し、鍼治療、そして私たちの精神的な支えにもなってくださっている先生がしばらく休診（その後再開できるかは現時点不明）されるかもしれないとのこと。先生はここ数ヶ月で以前から患っていた緑内障が進行してしまって、視野の半分以上が欠けてしまっている状況。手術をしなければいけないと思うとのこと。とも君が歩けるようになったのはこの先生に歩行のリハビリをしてもらい、歩行器を作ってもらったことが大きなきっかけだったことは間違いありません。寝たきりになってから「もう歩けない」ずっとそう言われ続けてきたとも君に「手足動いているよ、時間がかかっても歩けるようになると思う、頑張りましょう」と言ってくれた先生。先生のその言葉に診察室で涙が溢れ出てきた日のことは忘ません。
病院で手術が必要な案件は以前から別の大きな病院に紹介をされていたのですが、顕微鏡が見れなくて、血液、便、尿検査などができないとのこと。鍼治療は経験から問題なくできるとのことなのですが、先生の病院は先生一人がされているので、病院に行く時間すら確保が難しく、しばらくの間、休診をするしかないと考えられているようです。先生はとも君の鍼治療だけでもなんとか、とはおっしゃってくださったのですが、今後、復帰してもらうためにも今は治療に専念していただきたいと思っています。先生の目の手術がうまくいき先生が回復されることを願っています。
とも君は実家では、この鍼の先生以外に通っている病院はなく、急ピッチで姉が他の病院(特に鍼治療やレーザー治療などをしてくれるところ）を探してくれていますが、見つかっていません。現在の鍼の先生も動物病院のネットワークはお持ちで確認してくださったのですが、近隣にはありませんでした。とも君はFIPになってからの治療経緯が長くて複雑で、その説明だけでも時間がかかってしまって、新しい病院を見つけるのは大変な作業です。姉の家に帰れば、病院は辞められたけれど往診をしてくださる鍼の先生がいます。近くとも君は姉の家に帰ることになりそうです。
体調不良の中、ショックなことが続き、とも君のサポートも今までの倍以上必要になってきており、SNSの方の更新もできていません。また落ち着いたらとも君の様子をお知らせさせてください。 鍼治療以外にも新しい治療で脳障がいの子に効果が期待できる治療も教えてもらってそちらについても姉が今、調べてくれています。
とも君は何度も何度も復活してきています。だからきっと今回も復活してまたかわいいぽてぽて歩きやスキップのような小走りを見せてくれると信じています。来月8月15日はとも君の「起立記念日」です。２年前のこの日にとも君は自分の足で立つことができました。本当に頑張り屋さんのとも君。私たちも後ろを向かずに前を向いて、できることを考えてやっていこうと思っています。
たくさんの方からDMやLINEをいただきました。ほぼ返せておらず申し訳ありません。皆様からのお気遣い、応援に心から感謝いたします。