家づくりのお役立ち情報
家づくりの成功例・失敗例編
あこがれの吹き抜けをリビングに作ってもらったまでは良かったが、思ったより音や声が響くんですね。我が家は元気な男の子が3人。もっと他の方法がなかったのかなぁ。
これは失敗と言うほどではないかもしれませんが…
最近の入居者さんの感想で意外に多いのが、この『音が響く』ということです。
「高気密」ということで住宅の隙間がなくなり、スースーしなくなったまでは良かったのですが、
家の中で出た音も逃げていきません。
しかも、今の住宅は「バリアフリー化」でそれぞれの部屋のドアに敷居枠(段差)がなくなり、各部屋の音も結構漏れていきます。「引き戸」もソフトクローズ(閉める瞬間ゆっくりになる)機構がついていない場合、静かに閉めないと「バシーン!」という音が結構響きます、注意しましょう。
さて、もしこのような相談を受けたときのの回答としては
「声」はもうある程度しかたないですね。防音ドアをつけるのもどうかと思いますし。
ですので
①子供に静かにするように言う。…躾のいい機会と考えましょう!
②フローリングにコルクカーペットなどの吸音(振)材を敷く。…特に2階の子供部屋だけでも。
③家具を布系にする。…柔らかい素材には音を吸い込む特性があります。
といったところでしょうか。
ちなみに、構造の違いでいうと吸音性が高い順に
①木造
②鉄骨造
③コンクリート造り
といった順になります。
また、木材には人にとって不快な超高音や超低音を吸収する特性があると言われています。
考えてみると殆どの楽器には木材が使われていますし、本格的なコンサートホールには内装が板張りなっているところが少なくありません。
というわけで皆さん、木の家をたてましょう!※ここCMです。
木ってこんなにいいんですよ~http://www.housingbazar.jp/vendors/themes.php?t=1&p=t