BANG! BLANKEY JET CITY | 暴走ピノキオ 文学・音楽・地域研究

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大学の専攻は地域研究だったが・・・



 限りなく純粋な少年の心と.純粋であるがゆえの狂気。                                       
 大人になってもどれだけの人が少年の心を持ち続け、どれだけの人が純粋であり続けているだろうか?少年の心を持ち続けることは決してネガティブなことではない。しかしなぜ人は少年の心や純粋さを失ったりするのだろう?理想を追い求める行為や純粋であり続けることに関して人は自由である。しかしどこまでも追い詰める社会という名の暴力にいつしか飲み込まれてしまう。大人になるため、社会に適合するために人は純粋さを失ってしまうのだろうか。  
  社会に飼い慣らされている人々や飼い慣らされていることにも気づかずに右向け右の社会の中で何の疑いも無く生きている人々には決してたどり着けない場所。そんな場所に彼らは立っている。                                                                                           感情を叩きつけたような初期ブランキーのベンジーの詩は決して作為的ではない。それゆえ彼の詩から聴こえるのは感情であり叫びだ。                                                                         かつての僕にとっては「BANG!」は依存性の高いドラックのようなアルバムで毎日、聴かずにはいられなかった。グレッチのテネシアンの音とベンジーの声だけで得体の知れない気持よさを感じる。
デジタルレコーディングが当たり前の時代にあえてアナログレコーディングを試みた土屋昌巳の手腕が非常に光る。                                                                            是非とも音の悪いスピーカーで聴いて欲しい。ボロボロで少し音が割れてるスピーカーで少し大きな音で聴くと更に「BANG!」の良さが伝わってくる。                                                   新旧洋邦問わず最高傑作の歴史的名盤★★★★★★