今の職場で3年間だれも解決できなかった技術的な問題がある。しかし俺の手にかかれば一ヶ月で原因特定さ。何年かかっても遅刻の原因は分からないが…
本日は小ぶりな何切る、何鳴くです。
678の三色を見据えて我慢…
なんてわたしは微塵も考えません。66m78p678sから三色を見るのは、33m12p123sからジュンチャン三色を見るレベルに困難です。(ここからジュンチャン三色になるのは激レアですよね)
ということでこの手は、南ドラ1に落ち着く可能性が高いとみます。その観点で言うと徒らに南をスルーする理由はありません。スルーしてリーチ南ドラ1というのは、ぐっと難易度があがります。なのでこの南は鉄ポンです。
またわたしが気にしたのは69pの不気味さです。7pがドラなので、河に出ている以上に69pが敵の手の内に隠れている可能性が高く、山への残り枚数が把握しづらい弱点があります。これを克服する最も簡単な方法は、69p待ちにすることです。さっさと他のメンツを確定させ、3方位からのポロリを待ち受けることで、不確実な69p受けのリスクを軽減できます。
以上長くなりましたが、最終形が南ドラ1であること、および69pの弱さから、南は鋼鉄ポンとなります。では結果を見てみましょう。
…うまく行きすぎです…そして、まあまあ9p山生き&周りから出てくる形でしたね。まあ結果オーライです。
続く東2局から。
この7pを鳴くとすれば、残りのメンツはポンポン鳴いて両面テンパイ、という青写真だと思います。鳴きにより筒子や字牌が絞られる可能性はありますが、この巡目なら9pや字牌は余裕で出てくるので、チーで問題ないと思います。逆に7pを鳴かなくても、9pや字牌はいずれポンが必要です。打点の低下もないので、安心してチーするところです。
では結果を見てみましょう。
多分時間切れだと思うのですが、ゼンツの3pを仕留めました。この場面、対面なら9s切りが無難です。3pはかなり怖いのと、通ったとして8mがドラまたぎの為、死ぬほど切りたくないところだからです。ちなみにリーチに5sは無筋ですが、リーチに通った筋が少ないので、そうそう放銃することはないです。なので押しです。
それでは最後。
まず、こんな自分で引けそうなとこ、鳴く??
というところを疑問に感じるのではないでしょうか。ぶっちゃけ引けそうなんですけど、36p引くのがゴールじゃないんですよね…。36p、ペン7p、258s二度受けが残っているので、テンパイは結構遠いです。しかもうっかりペン7p待ちになるとリーチ判断が難しくなります。(基本はリーチが得するケースが多いと思いますが、親が満貫テンパイ気配プンプン等、リーチを我慢すべき場面も多いと思います)
結局、さっさとあがろうと思った私が頭に描いたのは、以下のメンツ構成です:
・5mのまわりで1メンツ
・ピンズ1メンツ
・ソーズ2メンツ
門前に構えると、浮き牌を多めに持てるので、メンツのタマゴが少ない場合は有効です。しかしこの場面、5mという最強の浮き牌を持っているので、浮き牌は基本不要です。
すると本問はポンで単純なスピードアップが図れます。チップ一万点分の東風戦のルールなら、スピードアップが有利だと思います。では局の続きを見てみましょう。
さて、切る牌がありません。で、何が言いたいかというと、ここで7mに手をかけてはなりません。正直、7mは大抵通りますが、じつは2mも大抵通ります。ですので自分のあがりが最も近づく、2mを切るのが最も局収支の期待値をあげる正着打です。
では優勝できたのか、最終画像です。
しかし山に6mごっそりなので、一応7m残しの判断は適切だったかなあとおもいます。しかし下家が4mでおりてたら、直後に親リー→赤5sで上家に刺さって、危うくまくられるところでしたね。。
いかがでしょうか。
小ぶりと言いつつ超大作の感は否めないですが、毎巡こんなこと考えて打ってるわけです。
ぜひ参考にしてください。
#麻雀