日本人がオクラを食べるというと、あの粘りを生かした料理が一般的でしょうか?
エジプトでは、トマト煮込みが家庭料理の定番メニュー。
日本にきたエジプト人が、ママの味を懐かしがるとき思い浮かべるのがこれです。
「バーミア(オクラ)が食べたい!でも、妻は作ってくれないんだ。鰹節におしょうゆじゃなくて、トマト!!」
日本人にはちょっと抵抗ある人も。
この間のスープとホールトマトとオクラを煮込みました。
エジプト人はオクラの大きさにもうるさいです。
写真の上が日本産、下がエジプト産。
キャベツでもナスでもお化けみたいに大きいエジプトですが、バナナとオクラは小さいものに限る!そうです。
日本人がエジプトの家庭に呼ばれると、たいてい出てくるのがこれです。
固定概念に囚われている人だと、オクラをトマトで煮込むなんて!と、拒否反応。
エジプト人の家に行きたくない理由のひとつとして、よく聞きます。
う~ん、私は大好きな一品ですが。
もっとも、肉じゃがは甘く煮付けている日本。これがお袋の味ですが、料理に砂糖を使わないエジプト人には、不評。互いに受け入れられない、おふくろの味。おあいこということで。