猫の脱走防止柵をDIYで作った 5/7(番外編 解説編) | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

オリジナルの猫ステップです

新年、明けましておめでとうございます。

年は明けても猫は相変わらずですので、続けます。

 

どんなに懐いた猫でも、常に脱走を狙っていますビックリマーク

脱走防止対策が一応済んだので、遊べるものもDIYしました。私的には簡単だけど、DIYに不馴れな方もいるでしょうから解説しますね。

ダウンの作り方です。

私のDIYの特徴は”接着剤を使わない”事です。壁、床や天井を傷めず、分解出来ますから賃貸物件でも使えるのです。

ディアウォールは突っ張り棒と同じような構造ですから、穴を開けずに固定出来るので移動も出来るし、賃貸DIYにももってこいです。

 

材料は、ディアウォール又はラブリコ、2X4材、棚受と切り売りのカーペットです。

 

 

アップでも書きましたが、ステップの板は、ホームセンターのカットサービスを利用しました。コストダウンのために、1枚の板を4等分にして使っています。カットの丸ノコの刃の厚み(約.1.5㎜位)を計算に入れてカットしてもらいました。棚受(L形の物)は金属製が安いのですが、温かみのある木製を選びました。

 

 

2X4材は長いものは曲がりが大きいので、曲がりが少ないものを選びます。ダウンな感じで、出来るだけ壁側に寄せます。

          

アップディアウォールを取り付けて、水平器を使い、柱を床に対して垂直に立てます。ウチの場合は3本にしました。

          

ステップの柱の部分は長方形に切り落とします。壁にギリギリまで近づけて、手や足を挟まないようにする配慮です。前側の角は、切ってから木工ヤスリで丸く整えます。

床から目的に応じた高さまで、等間隔にステップ(階段)を取り付けるのですが、ここで問題です。棚板を取り付ける順番をお考え下さい。ダウン

          

”物の作り方”が分からないと、隙間が開いたり、無理な力がかかって、不安定になります。単に「固定すれば良い」というものではありません。で、正解がダウン

棚

理由は、柱と棚受けの取付が一番重要だからです。ここが確実に固定出来ていないと安全性に関わります。階段の板に水平器を載せた状態で、左右とも固定出来たら、階段を固定します。

柱が少しねじれていても、荷重はほぼ上からですから、安全です。木ネジはいきなり締めずに、左右とも少しづつ締めて下さいね。

最後にカーペット用の両面テープで、カーペットを貼ります。ここは爪とぎをすると思うので、剥がれないように貼りますが、後々の張替えも考えて貼らないと面倒です。

完成がこちらダウン

ノリノリの時には、ステップを素早く登り、隣の棚の上でくつろぎます。

やはり木製の棚受けを選んで良かった。

階段で寝るときもあります。主に夏に涼を求めるときです。

冬には暖かい空気が天井近くにあるので、棚の上で寝たり、くつろいだりします。気に入ってくれて良かったです。

                    猫しっぽ猫からだ猫あたま

脱走防止を甘く見て、猫を逃がす事案が後を絶ちません。えーん

洗濯ネットに入れずにキャリーに入れたら、扉がちゃんと閉まっていなくて逃がしてしまった里親さんがいました。

保護主さんが数日間現場に通い、保護出来たのが深夜の2時だったそうです!

このように、脱走は人を巻き込みます。ちょっとした手抜きや気の緩みで起きるのが脱走です。

”迷子猫捜し”シリーズには脱出防止の心得も書いてあります。お知り合いの飼い主さんにも教えてあげて、是非見て下さいね。