FIFA ワールドカップ 総評 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

 

ワンタッチ・ボレー、キーパーとアフリカ勢

 

4年前のワールドカップは仕事で忙しく、全試合は見ていませんが、今回は8年ぶりに全試合を観ました。

それで感じたのが、表題にもあるようにサッカーがまた進化しました。

家内と過去の日本代表のワールドカップでの全得点をまとめた動画を見たのですが、2002年からどんどんコンパクト(フィールドプレイヤーがいる範囲)になって行き、今回ではメインカメラ(通常の放送のカメラアングル)にキーパーを除く両チーム選手全員が収まるなんていう事も珍しくなくなりました。

昔の映像を見ると、「こんなにパスコースがあったんだね」と驚きました。現代ではそんな”穴”は殆どありません。その狭い狭い針の穴を通す正確な技術や、体を張って強引にボールを持って行く、その両方がないとベスト8に入るのは無理です。

日本人も海外で活躍する選手が増えて、随分ボディーコンタクトに強くなりましたが、南米とかアフリカやその血を引く選手に比べるとまだまだ体も高さも弱い。それを何で埋めるのかが今後の課題だと思います。

日韓ワールドカップあたりでは「アフリカ勢は足は速くて強いけど、組織力が…」と言われていましhたが、今は組織力も持ち合わせたアフリカ勢が躍進しました。そのいい例がモロッコです。

コンパクトという事は、それだけ敵味方の距離が近い、つまり、ボールを取り・取られやすくなる訳で、それをどうやってかわしながら点を取るのか、守るのか、という進化がありました。

以前より強くて高さのないパスをボレーでシュートして得点になる場面が明らかに多くなりました。逆に言えば、その位の事をしないとゴールするのが難しいのです。

パスが来て、自分の得意な位置にボールを置いてから蹴ろうとしている間に、素早いディフェンスが来てしまう。そのスピードが更に速くなったのです。

キーパーの凄いセーブの場面も多かったのが印象に残っています。

シュートもそうですがPKのセーブも多かった。蹴る方が圧倒的に有利なはずなのにも拘わらず。

キーパーの防御率も前回より随分高くなったのがその証拠です。

イングランドはPK対策で心理学者を使っているとか。

私も難しい猫のTNRで猫の心理を深く考えますが、正しく心理戦ですね。

今大会から、VARに加えて、セミオートマチックオフサイド検出システムが採用され、いろいろな意見がありますが、私は良い事だと思っています。

これにより、審判による采配のズレが明らかに少なくなったからです。角度によって難しい判断になるオフサイド、反則行為もVARと併せて監視力が大幅にアップしたのは事実です。

もう二度と”神の手”は起こりませんし、シミュレーションもやりにくくなりました。

ここまで監視出来るようになったなら、日本は今こそトルシエ元監督がやった”オフサイド トラップ”を活用すべきだと思いました。それこそ、つま先だけでも検出してくれるのだから、有効だと思いませんか!?

もう、ポゼッションサッカーの時代は終焉しました。2011年、クラブワールドカップ決勝戦 FCバルセロナvsサントスSCを戦を観に行きましたが、素晴らしかっただけに残念です。

でも、どんどん進化するから面白いのでしょう。

日本が強くなるには、技術や体力、速さだけではなく、南米のズルさも取り入れる必要があるのではないでしょうかはてなマーク

ご近所の方が来年からJリーグの仕事をされるので、「日本の足りない部分を何で補うのかはてなマーク」と伝えました。

次は2026年、北米とメキシコの共催になるのかな…。北米なら行きたいなぁ。

実際にカタールに応援に行った、元サッカー小僧。現在、一人旅ユーチューバーのしげさんダウンの動画です。応援お疲れ様でした。