猫を捜す条件はかなり悪いものでした
「ブランを逃がしてしまった」家内から話を聞き、絶句。
怒っても状況は変わらない。時期は秋の入り口の10月。家の周りを探すが、呼んでも出て来ない。
そのうち雨が降りだし、捜索は打ち切り。その日から1週間余り、荷物を積んで仕事に行き新居に荷物を移す
家の周りを探すが
が降る…の繰り返し。
数日後にとりあえずチラシを作り、ご近所にご挨拶がてら渡す。家内の実家だったので、知り合いに渡したり、塀に貼ってもらったり。
期日がある引っ越しだけでも大変なのに、夫婦共働き、施設の義母の見舞いも行かなければならない。
猫捜しが出来るのは、早朝と深夜しかない。
チラシ(ポスター)を作り、ネット入稿で発送してくれる印刷屋に発注。のノウハウについては、後で書きますが、チラシをどう作るかも、発見の確率を上げる大きなキーポイントになります。
そのような業者はネットで検索すればいろいろ出てきます。
そこで、いたずら電話があるのではないかと、心配なのが連絡先。
ウチの場合、急ぎなので初期は家内の携帯電話番号を掲載したが、大手デパートの格安スマホを猫通報専用電話として購入。
私は仕事中は携帯に出られないので、家内が常時携帯することにしました。
「猫専用の携帯電話を買うの」と思われる人が多いと思いますが、そこまでしてでも、捜し出したかった。腹が決まっていたのです。
連絡先の掲載をどうするかで悩む人もいますが、そこで悩むようでは先が思いやられます。悩んでいる暇などないのです
それが後の捜索に大きな影響を及ぼしました。
問題は、共働きの夫婦が捜せない時間帯をどうするのか。
引っ越し直前にテレビで見た「ペット探偵」が頭をよぎる。
「きっと良い値段取るんだろうな」そして2週間余りで依頼する事になったのです。