カエデ・モミジ 管理方法 | グリーンスケープのブログ

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2005年に中目黒でスタートした
植物を中心としたインテリアショップ
苔玉、ミニ盆栽、オリジナルの鉢などを扱い
都会生活の中でも四季を感じながら心豊かに暮らしたい
そんな思いを、季節のインテリア商品と共にご提案しています

 

カエデ科 落葉小高木

春の芽出し、夏の深緑、秋の紅葉から寒樹と

四季折々の姿を楽しむことができます。

 

 

管理場所

       植物を育てるには、水・日照・外気 この3つが必要

 

    
“屋外で管理する” ことが大切

 

もちろん室内で観賞することは可能です。外出時間などを利用して外に出しましょう。

特に春は生長期ですので、出来るだけ長く屋外で管理します。

 

 

日照

 

春と秋はしっかり日に当てましょう。

モミジは強い日差しで葉焼けしその後の生育に影響が出やすいので、

夏の間は1日を通して半日陰~明るい日陰で管理します。

ひらめき電球5月頃から急に日差しが強くなるので注意!

 

冬は霜の降りない軒下などの屋外で、十分な日を当てて下さい。

※冬は落葉し、春には新しい葉が出ます。

 

   
    寒樹姿も美しいですが、春の芽吹きまではしっかり屋外で管理しましょう!

 

 

 

水やり(灌水)

 

① 鉢の表面が乾いたら、

 底穴から水が流れ出るまでたっぷり与えます。

 

 目安

春〜秋/1日1~2回

冬/2~3日に1回を目安

 

② 苔玉の場合は、湿り気を感じなくなったら溜めた水に

 2~3分沈めて気泡が出なくなったら取り出します。

 

   
      特に夏場の水切れには注意し、夕方には積極的に葉水を与えましょう

 

 

 

肥料

 

春肥4月~5月 (梅雨~盛夏の間は一旦中止) 秋肥:8月下旬~9月

春肥の与えすぎは、枝が徒長し間延びの原因となるので控え目が基本。

新芽が伸びて葉が開いてきたら、ごく少なめ(薄め)の肥料から置くようにしてください。   

 

●ハイポネックス等の液肥の場合、2週間に1度が目安

●置き肥の場合、30~40日に1度が目安

 

 

 

 

 

 

 

 

芽摘み/剪定

 

 ※1(モミジの場合)

 

新芽(新梢)は3月中旬頃から順次伸びてきます。

今年伸びた枝を23節(1節に葉が2枚付きます)残して切るようにします。

図は2節残して剪定しています。※1

 

 

 ※2(カエデの場合)

 

5月~6月頃まで伸ばして充分に力がついてから、2~3節残して切るようにします。

 

 

 

 目的と効果

1,枝の間延びを防ぎ、小枝を増やす

2,樹高を抑える 

3,樹全体の樹勢を均等に保つ

 
 

 

紅葉を楽しむために

 

1日の最低気温が8℃以下になると紅葉がはじまり、

5~6℃以下になるとぐっと進むといわれています。

鮮やかに紅葉するには、

昼夜の気温の差が大きいこと、(寒暖の差)が必要です。

11月中旬頃からは、夜も外に置いて下さい。

※室内に置くと8℃以下にはならず、紅葉しません。

 

 

 

 

葉やけに関するよくあるご質問

 

夏の強い日差しで葉やけし茶色くなってしまった時

↓このように葉を落とします。(数週間すると新しい葉が芽吹きます)

 ※晩秋は、休眠期に入るので避けましょう。

 

 

一時的に水切れをおこし葉が萎れた時は、数時間〜半日バケツなどにつけてください。

(半日〜1日の水切れ時の対応)