桜の種類 | グリーンスケープのブログ

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2005年に中目黒でスタートした
植物を中心としたインテリアショップ
苔玉、ミニ盆栽、オリジナルの鉢などを扱い
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そんな思いを、季節のインテリア商品と共にご提案しています

日本の春の象徴とも言える桜

園芸品種は400以上と豊富にありますが、

盆栽では、剪定に強い山桜系や

江戸彼岸系の富士桜などが人気です。

 

旭山桜

(アサヒヤマサクラ)

花:八重咲き 中輪(淡紅紫色)

花弁枚数:10〜20枚

開花時期:4月中旬

 

盆栽の桜として広く栽培され、見事な花つきが魅力の品種。

ひとつの花芽から3、4個の花を咲かせ

絵に描いたような満開の桜を楽しめます。

 

 

 

染井吉野

(ソメイヨシノ)

花:一重咲き 中輪 (淡紅白色) 

花弁枚数:5枚 

開花時期:3月下旬〜4月上旬

 

江戸時代末に江戸染井村(東京都豊島区)の植木屋が、

吉野桜として売り出したのが始まりといわれています。

花付きが良く、咲いた姿も豪華、育てやすいなどの理由で

江戸後期から全国に一気に植栽されました。

 

 

 

鬱金桜

(ウコンザクラ)

花:八重咲き 大輪 (黄緑色)

花弁枚数:10枚~25枚

花期:4月上旬~中旬

 

東京の荒川堤で栽培されていた品種。花が淡黄色で珍しいことから、全国で栽培されており、

欧米でも好まれている品種です。つぼみ、花弁の外側は赤く、散り際、花は赤く染まります。

 

 

 

信濃寒桜

(シナノカンザクラ)

花:白~淡い桃色の小輪

花弁枚数:5枚

開花時期:10月頃~春(2~3月がメイン)

 

オオシマザクラとヒカンザクラの交配種。10月頃から春にかけて

ポツポツと少しづつ開花がつづく希少な品種。

 

 

南殿桜

(ナデンザクラ)

花:八重咲き 中輪 (淡紅色) 

花弁枚数:10枚~15枚

開花時期:4月中旬

 

花弁の先にはピンク色が残り、細かい切れ込みがあるのが特徴です。

荒川堤由来の桜で古くからあった品種とされ、全国で栽培されています。

本種はチョウジザクラとサトザクラの交雑種と考えられています。

様々な品種の成立に関与している極めて学術的に重要な品種です。

 

 

 

御殿場桜

(ゴテンバサクラ)

花:一重咲き (淡紅色) 

花弁枚数:5枚 

開花時期:4月上旬

 

静岡県御殿場市で昔から、庭園樹として植栽されていたことから

この名がつきました。

マメザクラと他種の交雑種と考えられている品種。

低木でも花付きが良く、

丸みのある桜色の花が可憐に咲き誇ります。

 

 

手弱女桜

(タオヤメサクラ)

花:八重咲き 中輪 (淡紅白色)

花弁枚数:8〜15枚

開花時期:4月上旬~

 

サトザクラの園芸品種

桜の名所として知られる、京都市の平野神社由来の桜です。

手弱女=しなやかで優美。花弁のしわが目立ち特徴の一つです。

 

 

 

枝垂れ(富士桜

(フジサクラ)

花:一重咲き 小輪〜中輪 (白色〜淡紅白色)

花弁枚数:5枚 

開花時期:3月中旬〜

 

マメザクラ群(野生種)の富士桜。

低木でも花付きが良く、下向きに花をつけます。

咲き始めは白く、徐々に濃いピンクへと変化しますので、

ピンクのグラデーションが楽しめます。

 

 

 

湖上の舞

(コジョウノマイ)

花:一重咲き (淡紅色) 

花弁枚数:5枚

開花時期:3月下旬

 

枝が不規則に屈曲する雲竜系。可憐な花が枝に広がり、

湖面に浮かび上がる花火のような風情。

咲き始めの白色から濃いピンクへと変化し、

グラデーションの美しいサクラです。

 

 

河津桜

(カワズサクラ)

花:一重咲き (淡紅紫色) 

花弁枚数:5枚 

開花時期:2月下旬~3月上旬

 

カンヒザクラとオオシマザクラの交雑種。

野生で発見され、後に静岡県河津町に移植されました。

早春に咲く、大きな花弁と花の濃さが特徴。

気温の低い頃から開花が始まるので、一気に開花せず、

ゆっくり鑑賞できるのも河津桜の魅力の一つです。