カエデ科 落葉小高木
春の芽出し、夏の深緑、秋の紅葉から寒樹と
四季折々の姿を楽しむことができます。
管理場所
外出時間等を利用して外に出し、ご在宅時は室内で楽しんでください。
モミジは紅葉後、落葉します。
春に葉が芽吹くまで、屋外で管理しましょう。
日照
真夏の強い日差しは避け、それ以外の季節はしっかり日に当てましょう。
夏の間は1日を通して半日陰~明るい日陰で管理します。
5月頃から急に日差しが強くなるので注意!
春の芽出し頃はもちろん、秋の日照条件も紅葉の美しさに影響します。
水やり(灌水)
目安
夏は朝夕
冬は2~3日に一度
苔を触って湿り気がなくなったら
鉢もの
鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりします
苔玉
溜めた水に2~3分沈めて気泡が出なくなったら取り出します
特に夏場の水切れには注意し、夕方には積極的に葉水を与えましょう
一時的に水切れをおこし、葉が萎れた時は、数時間〜半日バケツなどにつけてください。
回復する可能性があります。
肥料
春肥:4月~5月
秋肥は気温が下がってくる 9 月頃から 10 月には終わらせて紅葉を促します。
与えすぎると枝が徒長するので、控え目を心がけましょう。
●ハイポネックス等の液肥の場合、2週間に1度が目安
●置き肥の場合、30~40日に1度が目安
芽摘み/剪定
目的と効果
●枝の間延びを防ぎ、小枝を増やす
●樹高を抑える
●樹全体の樹勢を均等に保つ
(モミジの場合)
新芽(新梢)は3月中旬頃から順次伸びてきます。
今年伸びた枝を2~3節(1節に葉が2枚付きます)残して切るようにします。
図は2節残して剪定しています。
(カエデの場合)
5月~6月頃まで伸ばして充分に力がついてから、2〜3節残して切るようにします。
紅葉を楽しむために
1日の最低気温が8℃以下になると紅葉がはじまり、
5~6℃以下になるとぐっと進むといわれています。
鮮やかに紅葉するには、
昼夜の気温の差が大きいこと、(寒暖の差)が必要です。
11月中旬頃からは、夜も外に置いて下さい。
※室内に置くと8℃以下にはならず、紅葉しません。
葉やけに関するよくあるご質問
夏の強い日差しで葉やけし茶色くなってしまった時
↓このように葉を落とします。(数週間すると新しい葉が芽吹きます)
※晩秋は、休眠期に入るので避けましょう。
病害虫と対策
春先はアブラムシやカイガラムシなどがつくことがあり、梅雨頃からはうどんこ病も発生しやすくなります。
日当たりや風通しのいい場所で管理し、時には葉すかしや鉢回しをして、内部の通気性にも気を配ってください。