真夜中のカーボーイ | green等

green等

三重県桑名市のへっぽこ美容室greenのブログです。基本的にどうでもいいことばかり書いていくと思いますので気を付けてください。

真夜中のカーボーイ [DVD]/ジョン・ボイド,ダスティン・ホフマン
¥2,079
Amazon.co.jp


自慢の体を武器に、ニューヨークでジゴロとして一旗あげるべくテキサスからやってきたカウボーイのジョー。しかし、現実は思うようにいかず、孤独感に襲われていくなか彼は、肺病を病み片足が非自由なラッツォと呼ばれる小男と出会う。やがて奇妙な友情で結ばれていく2人。ラッツォは薄汚れた今の世界から、太陽の光がふりそそぐマイアミへおもむくことを夢見ていたが…。


(amazonより引用)


1969年発表のアメリカン・ニューシネマ。

若かりし頃のダスティン・ホフマンがカッコいいです(役柄はホームレスだけど)。


同じくアメリカン・ニューシネマである「スケアクロウ 」に近い「奇妙な友情」をテーマにしていますが、この作品の方が当時のサイケデリックなムードが強いです。その為か途中で違う映画かと思う展開にもなります。

時折フラッシュバックされる回想シーンもそんな感じ。

アメリカン・ニューシネマというのは新鋭的な要素が強く、撮り方にもそれが表れています。オシャレっぽくも見えるけど苦手な人は苦手かも。


シナリオとしてはジョーの勘違いっぷり、そして根っこがいい人な故にジゴロ稼業が上手くいかない不器用さ加減(しかも何故だかゲイにはモテる)。セコイんだけどどこか憎めないラッツォのそれぞれのキャラが魅力的。

そこに引き込まれたタイミングでのあっさりしたバッドエンド。まさにアメリカン・ニューシネマです。


オススメ度 ★★★★☆