【有能・希少価値のあるシルク産業の継承の意味とは?】
10月25日に開催予定の内田洋行株式会社様の勉強会
〜屋台大学〜にて、GreenPlanetwithKidsでご縁を頂き、
群馬の碓氷製糸工場と富岡製糸工場を見学させていただきました。
かつては、世界経済の中心というぐらいに活気があった日本の養蚕工業。
フランス式の赤レンガの建物。明治の木造と海外の様式建築が混ざった富岡製糸場。
今もこのような形で残されていて、さすが世界遺産ならではです。
海外からの技術を研究し、昭和2-30年代に日本で開発され、
作られた機械を今も稼働させているそうです。
それもNISSAN-GTRの技術だそうです!!!
その機械技術はブラジルと中国へ渡され、
今やブラジル中国がシルク大国でブラジルのお客様はほぼ、エルメスなのだとか。
なんと!一流ラグジュアリーブランドは共を正せば、
日本の技術からということ。
「このままで良いのか?」と思うこと多々。
今や製糸は中国産にして、縫製は日本にしたら、メイドインジャパンになってしまう。
高品質で服飾繊維以外に、美容、健康、医療、さまざまに、価値あるものでありながら
海外製品の価格に押され、経済として、継続困難に面している日本の養蚕製糸産業。
経済として継続できるのか?混迷中です。
しかし、このシルク産業が一国独占となれば、その後、高騰し、
もはや、手に入らないとのとなることは目にみえています。
日本技術恩恵や、希少産業継承について、
消費者の投票や意識を高めていきたいものです。
10月25日(18時ごろから)に内田洋行株式会社様の勉強会〜屋台大学〜にて
日本の養蚕業とシルクの未来のテーマにて
企画中です。
ご興味ある方は、ご予定入れておいてください。