狼と獅子② | レトロパチンコ 12番地

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【昭和のアーモンド臭】が漂うレトロパチンコを紹介していきます。

皆様、こんばんは^^

 

今回は、ゲージ解説編として

このゲージに不足しているものが何であるかを解説します。

 

平和 ライオン

 

前回も書きましたが、三洋 オーカミ の平和版。。。

類似ゲージは、三洋のスーパーアタッカーが最も近く、それに西陣ウルフ的な誘導釘を追加した役物違いです。

 

全体を俯瞰して見る限りは、及第点に達している良質なゲージだと考えます。

 

なのですが

ここが足りない! と思えるところを以下、箇条書きで示していきます。

 

① 大外釘がない。

 

オーカミには打たれているのですが、コピーゲージのライオンには、当然ながら存在しません。

そういう決まりなので、どうする事も出来ないのですが・・・

これは格付けとしてそうならざるを得ないだけなのですが、ゲージマニアを自負する自分としては、溜息混じりですwww

 

② 天構えの釘不足

 

具体的には、山釘が5本しかない点が、とても残念です。

やはり、飛び込み台とは、釘師が好んで弄る趣味性の高いものなので、ここは6本揃えて欲しかったと思う次第。

盤面作成者が一人前と認められていない場合、山釘6本は打たせて貰えないので、おそらく理由はそこだと考えます。

 

③ 兜の釘不足

 

前項と全く同じ理由で、釘を打たせて貰えなかったのではないかと。

天構えは盤面の顔ですからね。。。

非常に勿体ない形で世に出てしまったな、と感じるところです。

 

④バラ釘の法則崩れが存在する。

 

これは本来なら、有ってはならないことで、最も惜しむべき点です。

丸で囲んだ部分が該当箇所なのですが、バラ釘の基本は連続してひし形を形成することです。

 

センター役物と電飾風車に挟まれて、釘を打つべき場所がないので、こうなっているのですが・・・

役物に押し込まれて歪んだ盤面を好む釘師が、当時存在したとは思いません。

 

鉄風車とサイドランプに出来なかった理由を知る由は在りませんが、勿体ない部分です。。。

 

⑤役の権利発生・消滅に関与する命釘がない。

 

これは一概に欠点と決め付けることは出来ない部分です。

 

命釘の開け閉めが存在すらしていないというのは、その需要を考えると致命的ですら、あります。

但し、玉の動きは物理法則でしかないので、玉の運動量を計算することでしか成り立たない盤面は、そこに特化した魅力も感じるのです。

 

そう考えると、極めてコレクタブルな一品ではなかろうかと。。。

 

 

 

結局、何が言いたいのかと言うと・・・

 

なんだかんだ言っても、ライオン大好きなんですwww