日本では桜が咲く春に、
出会いと別れを経験する方が多いかと思います。
私の場合、今年の春は人との出会いや別れではなく、本との別れ。
長年かけて収集した特定の分野の本や資料を手放すことに決めました。
これらの本を利用する時はもうない、
元の所属先に戻ることは望んでいないと気づいた時、
本をどうするかという課題が残りました。
手元にある本が努力の証であると同時に
自分のアイデンティティにもなっていました。
ですが、貴重な資料なのだから
有効に活用できる人・場所に渡したいとの思いが次第に強くなりました。
ただ、そうするには、かつての所属先やお世話になった方々に
連絡を取ることになり、そのハードルが高くてできずにいました。
いつかこれらの本を手放してすっきりしたいなあと思いつつ・・・
つい最近、ふと、今ならできる!やってみよう!と思いまして。
どうしてこのタイミングなんだろうと考えると・・・
色々なことが積み重なってということなのですが・・・
今の自分に満足している
今の状況を幸せだと感じられるようになった
からだと思います。
これまでは、連絡を取った時に
望まない反応が返ってきたらと考えると正直怖かったのですが、
今は予想外のことがあっても、相手の反応を楽しめばいいんだと
思うようになりました。
受け流せる余裕ができたのだと思います。
ブルーの<受け流す・手放す>ことが苦手なため、
ここまで本当に長かったなあ。
行動する前の気持ちを固めた段階で、こんな風に人に伝えるのも大きな変化。
ブルーには<コミュニケーション・伝える>という意味もあり。
不安はあるけれど、まずは思いを伝えてみよう。
自分を縛ってきた古い価値観を手放せるといいな。
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