昨日は
いけばなお稽古日。
日枝神社の山王祭中で
市ヶ谷でも
お神輿が準備されていました。
お稽古のほうは
ちょっと遅刻してしまったら
「今日はくじびきねっ」
花材も花器も
くじびきで決定され
当たったものでなんとかする(笑)
「対応力に挑戦」
の課題でした
当たったのは
ブルーベリーとカンパニュラ
普通に
枝ものとお花だ・・・
この課題、
1種いけとか
花ばかり、枝ばかり、とか
難しい組み合わせにならないと
がっかりしちゃう
M気質な人が多い(私もね)
花器は2つセット
こちらは先生の自作です。
この花器
大好きなのですが
2つ一緒に使うことは
あまりありません。
色が真っ黒で重量感があるので
花材の分量をよく考えないと
花器に負けてしまう
1)そけい
出たーという感じの
無茶振りなものがあたったAさん
そけい2束と
小さな落としの竹籠
でも見事に
素敵な作品に仕上げました。
枝がたくさんあったからこそ
新芽の部分だけを集めて
繊細な雰囲気に。
竹籠の使い方が個性的。
横から見ても面白いです。
2)芍薬、ぎぼうし
私より後からいらして
ささっと短時間で仕上げてました
ぎぼうしと芍薬の葉の
緑の濃淡が美しいです。
花器の色とピッタリなミラクル
3)錦木、カンパニュラ
錦木をためて
大きなラインを作って
空間の広がりを感じる
おおらかな作品に
赤い花器にピンクの花、って
あまりやらないと思うのですが
意外とかわいいんですよね
4)そけい、デルフィニウム
この花器も
先生の自作ですが
口元がせまいので
枝をきれいに留めるのが意外と難しいです。
分かりづらいですが
右側の枝は
花器の中央にきれいにまとめられていて
「どうやって留めたの!?」
みんなでのぞきこむ
涼やかで
今の時期にピッタリ
癒しの作品でした
5)芍薬、トルコききょう
黄色の器に紫が合う!
考えたら
紫と黄色って補色なんですよね。
花ものだけって
変化がつけにくくて難しいのですが
花の高さ、奥行きの付け方で
変化をつけてまとめてあります。
ちょっとした花の角度で
すごく印象が変わるのですが
そのあたりも丁寧に配慮してます。
6)ブルーベリー、カンパニュラ
四苦八苦してしまい
結局私が一番最後まで残ってしまった
花器の口に棒状のものがついていて
それと枝の線を響かせようと思ったものの
枝の線が細すぎました
あとは置き方で印象が変わるかと
あれこれ試して
この置き方は結局
先生が直してくださったものです。
ブルーベリーが1本だけ
若い枝で黄緑色をしていたので
葉をとって線を見せたけど
細くて弱かったので
カンパニュラの線も投入
ブルーベリーの実と
カンパニュラの花を混ぜ混ぜ
この課題は
自分のも勉強になるけど
他の方のを見るのも
いつも以上に勉強になります。
偶然の出会いをどうコントロールするか
他の方のアイデアに
感心しきりでした