「天窓のある家」 篠田節子 | ベランダの森

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旧【「深呼吸、よく噛んで食べる、感謝、すべてのことを当たり前と思わない」気まぐれ読書感想文日記、けど読書以外の話も多くてすみません。】よろしくお願いします!旧タイトルに毎日意識したいことをメモしました。忘れそうになるので。私にとっては健康第一なのです。

全て女性が主人公の怖い9短編。


「友と豆腐とベーゼンドルファー」

…多くの方が、この結末に胸がスッとすると思います。


「パラサイト」

…実家の居心地が良いと、結婚が遠のきやすいと言われたりします。

 でも、これはこれで幸せなのかも。


「手帳」

…もともとかなり頑張り屋の方は、

 頑張りすぎないように気をつける必要もあるかもしれません。


「天窓のある家」

…この中で、一番悲惨な話だと思いました。


「世紀頭の病」

…ありえなそうな奇病が登場して、面白かったです!

 オチも良かった!

 でも絶対にありえないとは言い切れないところが怖ろしい。


「誕生」

…下腹部が痛くなりそうな話。

 女性特有の苦しみが描かれています。

 切なくて不思議な読後感でした。


「果実」

…ほんのちょっとしたことの積み重ねで、

 心が離れていってしまうこともある。


「野犬狩り」

…これはちょっとカッコ良かったです。

 こういう話を読むと、空手か柔道か合気道などを

 身につけたかったなと思います。


「密会」

…大多数の人は、

 いくつになってもお母さんが好きですよね。


天窓のある家 (新潮文庫)/篠田 節子
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