「静かな黄昏の国」 篠田節子 | ベランダの森

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旧【「深呼吸、よく噛んで食べる、感謝、すべてのことを当たり前と思わない」気まぐれ読書感想文日記、けど読書以外の話も多くてすみません。】よろしくお願いします!旧タイトルに毎日意識したいことをメモしました。忘れそうになるので。私にとっては健康第一なのです。

<終の住みかは、本物の森の中にしませんか?

理想的な最後をすごせますよ。>


(目次)

リトル・マーメイド

陽炎

一番抵当権

エレジー

子羊

ホワイトクリスマス

静かな黄昏の国


明るく楽しい希望にあふれた話とは正反対です。

でも、この暗さは、意外と好み。

ホラーです。

ブラックユーモアでもあるかな。

ちなみに、気持ち悪い描写も多数あります。


「静かな黄昏の国」に描かれている将来の日本は悲惨ですが、

こうならないとも言い切れない。


わたしは、

リトル・マーメイド

子羊

ホワイトクリスマス

静かな黄昏の国

が特に気に入りました。


なかなかに、印象的な一冊でした。


静かな黄昏の国 (角川文庫 し 31-4)/篠田 節子
¥620
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