人生は旅  -3ページ目

青森のねぶた囃子

昨日(25日)、青森ねぶた囃子を奏でる、三人の方を招いて、演奏会を行った。

むつ市出身の佐々木さん他女性2名だった、笛、太鼓、鉦の構成だった。

生憎の雨だったが、店内に入りきれないほどのお客様で、一部は店頭屋台で飲んでもらった。オランダから観光目的で来ている男性も大きな太鼓の音に引き寄せられ、ビールを飲みながら目を白黒させていた。英語を話せる女性がいたので、解説してもらった。楽しい夜だった。

 

朝日新聞掲載!

ショップに関する記事が、朝日新聞の青森県内版に引き続き、都内版にも掲載された。早速これを見たという方から随分と店に電話を頂いた。写真はどうやら店内を広く見せてくれるらしく、どんな商品がおいてあるか、詳しく聞く方もいらっしゃる。

小さな店なので、たくさん置いていませんよ、というのだが、がっかりして帰る人もいるので、心苦しい。

「北の漁村」

ずっと、あこがれていて、欲しいと思っていたが機会がなく諦めていた、葛西四雄画伯(青森県出身)の「北の漁村」を入手することが出来た。

 

57年ほど前、下北半島の津軽海峡に面した寒村に3年ほど住んでいた。あまり良い思い出が無い少年時代であったが、それゆえ暗い海が印象に残っている。ゴウゴウと画面から海鳴りの音が聞こえてくるような迫力がある。

 

ショップで飾り、皆さんに観てもらおうと思う。

 

※画寸:650mm×550mm

旅に出たいという思い ①

この数年間、ショップに関する情報は、ほぼフェースブックで発信していた。長く、アメブロで発信していなかったので、誰も見ていないだろう、と高を括っていたが、見ている人はいるものだ。店を閉じることにしたことを、このブログから知ったという人も多かった。連絡も頂いた。今またあらためてブログの良さを知ることとなる。

 

明日3月11日は、東日本大震災から12年が経つ。ということは当ショップも開店から12年が経つ。3月12日がその日だ。

2011年の頃のものを読み返すと、様々なことが蘇ってくる。よく12年もやったものだ、と我ながら感心する。来年は古希を迎える。いよいよおじいさんの藩中だ。肉体的な衰えを感じるようにもなった。数年前から、この商売をこのまま続けていいものかと、考えるようになった。いくつになっても新しいことをしたがる。

 

20代の前半、勤めていた会社をやめ、自転車で日本一周の旅に出た。2年間掛け、途中でアルバイトをしながら、北海道から沖縄まで完走した。

数年前から、もう一度やってみたいと思い出した。しかし体力的には無理だということは分かっていた。だったら別の手段で回れないか、思ううちに実現するためのことをずっと考えていた。  続く

 

※40年前広島のユースホステルの前にて

 

※沖縄に到着。この時点で日本縦断。海洋博記念公園前で、記念写真。

 

 

 

閉店へのプロローグ ②

2月1日、SNSで年内の然るべき時期に、閉店すると突然告知しました。驚くほど大勢の方から労いの暖かいメッセージを頂きました。それからというもの急に来客数が増え、ショップは日々いっぱいの飲み客で騒々しい状態です。正直とても複雑な気持ちになっています。

 

この騒動で、コロナ禍のなかしばらく来ることが出来なかった方達も久しぶりにいらっしゃり、会うことが出来ました。皆さんから閉店の翻意を促され、嬉しい反面困惑もしています。健康を害したわけでもなし、経営的に問題があるでもなし、なぜやめるのかと、皆さんから突き上げられます(笑)。

情報を得た、新聞社数社からも取材の申し入れがありましたが、具体的な時期も決まっておらず、適当な返事しかしていません。

これから自分に何が出来るか、再度落ち着いて、考えて行動をしたいと思います。