サーカディアンリズムとは?
簡単に言うと「夜になったら眠って、朝になったら起きる。」
という睡眠のリズムが人間の中に存在します。
このサーカディアンリズムによって私たちの身体は夜に睡眠、朝に起きる
という、それぞれ異なった「活動」を行うようにできているのです。
例えば、最適な睡眠時間が6時間だとします。
そして、もしも睡眠が休息であるのなら、一日のうちの好きな時間や場面で睡眠を取っていれば問題はないはずです。
しかし、ほんとうの睡眠とは「一日のうち、好きな時に6時間睡眠をとればいい」というわけではありません。
サーカディアンリズムである体内時計に逆らって昼間にどれだけ睡眠という活動を行おうと睡眠という活動はきちんと効果を出してくれません。
睡眠は休息であると同時に、サーカディアンリズム=体内時計に合わせた「活動」でもあるのです。
このサーカディアンリズムに狂いが慢性的に出てくると、睡眠障害の原因になるので注意しましょう。