アパレルの2月8月の売り上げは基本厳しい。
2月は何を着ていいかわからない。
8月は暑いから外に出る気にならない。
そんな感じで売り上げは最悪だ。
そんな中、秋物が入荷したり冬物の展示会が始まったり
頭を悩ませる。
それでも、締め支払いのお金は出ていく。
逃げることができない戦いである。
アパレルは12月の重衣料がすさまじく売り上げを伸ばす。
ここを逃すと1年は終わる。
ここで、事件は起きる。
前オーナーのアイディアで政策金融公庫と市からお金を借りる
方法で資金を倍にしろ。というアイディアだった。
銀行の通帳を変えればできるというのだが、これは銀行の担当者も
うまい口車というか、下調べがしてなく、あえなく撃沈をする。
「俺が店を見ててやるから、バイトをしてこいよ。」と前オーナーが話す。
体一環で稼ぐという苦肉の策だ。
アルバイトをしている間は病欠扱いをするという。
仕方なしに昔なじみの友人が社長をやっているので電話をすることにした。
僕「もしもし、俺だけど、今、大丈夫?」
友人「ん?どした?」
僕「あのさ・・・・・悪いんだけど、明日から少し働けない?」
友人「ん。別にいいよ。」
そんなあっけない会話から僕は友人の会社で
アルバイトをすることになる。
会社時代に土日だけ働いていたので勝手は分かるが
事情が違うだけに不安だらけな日々が始まった。