3カ月ぶりの植物園は | がいちのぶろぐ

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今日6月10日は「時の記念日」であり、また「入梅」の日とされているけれど、昨日のぐずついた天気から回復したというか、朝からけっこう良い天気になった。

 

だから久しぶりに、今が見ごろの花などを目当てに府立植物園に出掛けよう、ということになった。これは、私の趣味の範囲でないことは、お分かりいただけると思うが。

 

 

 

〝牛に引かれて〟行くのが善光寺なら、私の場合は、何に引かれて行くのかは知らないが、とりあえず散歩と考えれば、実にけっこうな場所であることは間違いない。

 

ということで、2月に私が体調を崩して緊急入院をする前に出掛けて以来となる、3カ月ぶりの植物園だった。

 

しかも今日は平日だから、植物園にいるのは私と同様の高齢の方か、学齢期前の小さなお子さん連れの親御さんが中心で空いているし、外国人観光客も〝それなりに〟という程度。

 

エッ、こんな場所にも外国人観光客がいる?ハイ、いらっしゃいました。けっこうの人数は来ておられましたね。植物園という施設は、そこそこ外国人受けするようで。

 

 

 

まずは、北山門から入ったところに十二支を象った日時計があるので、「時の記念日」に敬意を払って1枚パシャリ。着いた時の影の位置は、蛇の造形と馬の造形の間くらい。

 

 

(今年の干支は龍、その向こうに蛇で馬)

 

それはともかく、まずは「はなしょうぶ園」に向かう。家人が数日前に知人から、〝ハナショウブがきれいだった〟と聞いて、早く行くことを希望していたのだが。

 

 

 

ホントに、その方が来られた時がピークだったみたい。昨日の雨に打たれたためか、今日はやや盛りを過ぎた様子で、花びらが少し〝うつむき加減〟だった。

 

 

 

 

〝こればかりは仕方がない〟ということで、次に向かったのが「あじさい園」。こちらは、ただいま絶好調。それこそ、色んな種類のアジサイが植わっていて見応えがある。

 

 

 

 

 

蓮池を取り囲むように、かなりの面積を占めている「アジサイ園」を、グルッと一回りした。とりあえず、アジサイは満足のゆく咲き具合だった。

 

 

 

 

それで木陰に入って、入園前に北山門の向かいの進々堂で買い求めた、サンドイッチなどでお昼ご飯の大休止。食べ始めとたん、鳩は来るし、雀が来るし、烏はうるさく鳴くし。

 

 

(こういう木陰で座っていると風が心地よい)

 

〝君たちには、分けてやらないもんね~〟という感じで、無視して食べる。頭上の大木には雀がたくさん、鳩は仲間を募って数にまかせてトコトコと寄って来る。

 

〝目には青葉〟なんだけれど、上には雀、下は鳩。カレーパンとサンドイッチだから、初鰹もないけれど。

 

 

 

 

ゆっくりした後は、「ばら園」に行って、こちらも咲き誇っている花や、やや萎れ気味の花など、色とりどりのバラの花を楽しんだ。やっぱり、大輪のバラってきれいだと思う。

 

 

 

 

今日は、目的としたこの3つの花を見られたので終了~!最後に通りかかったところで、えらく大きな木に、えらく大きな花が咲いているのを発見。

 

 

 

花の大きさが、大人の掌より大きい。解説板を読んで、ある意味納得した。この木は「タイサンボク」と書かれていた。「泰山木」だもん、泰山鳴動すれば、花だってデカくなるさ。

 

 

 

 

ということで、今日は広い府立植物園の、東側半分を歩き回って帰って来た。そう言えば2月に来た時は、大温室など西側半分を歩いていたから、これで話は通っているのかも。