大相撲で超特大の記録達成 | がいちのぶろぐ

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先日のブログに少し書いたけれど、大相撲春場所は今日千秋楽を迎え、幕内力士で最も下位となる幕尻の、新入幕力士・尊富士(たけるふじ)が優勝した。

 

毎日新聞の記事では、「新入幕力士の優勝は1914(大正3)年(中略)以来約110年ぶり」で、初土俵から「10場所での優勝は(中略)最速記録」だという。

 

つまり、尊富士関が〝とんでもない大記録〟を打ち立てた、ということなのだ。しかも、昨日の取り組みでは元・大関の実力者の朝の山に敗れ、その時に右足を痛めてしまった。

 

だから今日は、土俵に上がれるかどうかさえ心配されていた。それが今日も土俵に上がって、対戦相手の豪ノ山に勝って13勝2敗となり優勝を決めた。

 

 

 

今場所は初日から11日間白星を続け、これは新入幕力士の連勝記録としては、昭和の大横綱・大鵬関の記録と並んだことになった。そして今日、とうとう新入幕で優勝となった。

 

しかも、昨日の「三賞選考委員会」では、もう一人、今場所大活躍し、今日まで優勝を争っていた入幕2場所目の大の里関ともども、敢闘賞・技能賞に選ばれていた。

 

さらに、この二人の内、今日優勝した方には殊勲賞も与えられると決まっていた。つまり、尊富士関は優勝と殊勲・敢闘・技能賞を全部獲得したことになる。

 

三賞を全部獲得したのも、「1973年秋場所の大錦以来、新入幕力士としては51年ぶり2人目」という快挙になる。

 

つまり、こんなことはもう二度と起こらないかもしれない、という大記録達成なのだ。尊富士関の詳しい履歴などは、新聞やネットニュースなどに載るから、興味があればどうぞ。

 

ところで、大相撲の今場所の番付表を見ていて、面白いことに気が付いていた。現在の幕内力士には、四股名(しこな)が実に面白い力士が多いのだ。

 

以下に、それを書き留めておきたいと思う。

 

阿炎(あび=埼玉県)・宇良(うら<本名>=大阪府)・翔猿(とびざる=東京都)・一山本(いちやまもと<本名は山本>=北海道)・湘南乃海 桃太郎(しょうなんのうみ ももたろう=神奈川県大磯町)・美ノ海(ちゅらのうみ=沖縄県)・狼雅(ろうが=ロシア)・遠藤(えんどう<本名>=石川県穴水町(被災地です))・尊富士(たけるふじ=青森県)

 

どうでしょう、この面白さ。特に凄いのが「湘南乃海」関。何しろ神奈川県大磯町だから、もろに湘南海岸の出身なんだけど、サザンオールスターズか湘南乃風を思わせる。

 

また阿炎関や翔猿関、湘南乃海関や遠藤関など、いわゆる〝イケメン力士〟が多い。

 

最近は元横綱・白鵬の宮城野親方について、弟子の暴行事件に絡むスキャンダルなどが大々的に報じられている。

 

だから、相撲はもう〝オワコン(終わってしまったコンテンツ)〟などという扱いをされることもあるけれど、なかなかどうして、面白い一面もあるのですねぇ。

 

ところで、昨日の夕方から我が家に来ていた千葉都民の娘一家が、今日のお昼に、千葉へ向けて帰って行った。この春から上の孫娘は高校に、下のサッカー少年は中学に進学する。

 

 

(顔にハートを載せる方法は、昨夜、小学生の孫に教えられた)

 

それぞれが、すくすくと素直に育っていることが、私には何よりも嬉しい。娘のご主人の人柄が、孫たちに反映しているのだと思う。

 

この次は夏休みにやって来ると思うが、私もできるだけ長く元気でいて、この孫たちの成長を見守っていきたい。

 

それに昨夜は、大阪の息子のところからも、奥さんと孫娘が来てくれた。こちらもこの春は、小学校6年生になる。

 

息子は海外勤務が長くなっている。そろそろ、国内に戻って来てくれるころだと思うのだが。