テレビでスポーツ観戦が忙しくて | がいちのぶろぐ

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それにしても昨日は、テレビでのスポーツ観戦に追われる、きわめて忙しい一日になった。まずは、大相撲春場所の話題である。

 

幕内で最もドン尻にいる、新入幕の「尊富士」関が昨日の取り組みまで全勝だった。新入幕力士が初日から11連勝したのは、あの昭和の大横綱「大鵬」関以来の出来事だった。

 

昨日の取り組みで、もし「尊富士」関が勝てば、その「大鵬」関の記録を破るということだった。昨日は残念ながら、大関の豊昇龍関に敗れたために記録更新とはならなかった。

 

とはいえ11勝1敗で、いまだに星の差2つで幕内のトップを走っている。新入幕力士が幕内優勝を果たしたのは、過去、大正3(1914)年に一度あっただけという大記録になる。

 

しかもこの当時は、ひと場所が10日制という時代だったから、本場所が15日制になって以来、いまだに一度も記録されていない、というほどの大記録。

 

全勝を止めた大関・豊昇龍や、今場所が新大関の琴の若、さらにこちらも入幕2場所目の平幕・大の里、そして同じ平幕の豪ノ山の4人が、9勝3敗で尊富士を追っている。

 

しかも今日は、豊昇龍対豪ノ山という取組があるので、敗れた方は優勝争いから脱落する。また、大関同士の豊昇龍対琴の若も、いずれ明日以後に対戦することになる。

 

だから4人が尊富士を追っていると言っても、実質的には、追う方も星のつぶし合いにならざるを得ない。もしこのまま新入幕力士が優勝したら、話題性としては面白いけれど。

 

という話題が〝有りいの〟、その後、昨夜はアメリカの大リーグのドジャース対パドレスの2日目の試合もあった。

 

こちらの方は、一昨日は大谷選手対ダルビッシュ投手が話題だったが、昨日は、今年からドジャースに新加入した、前オリックスの山本由伸投手が先発をした。

 

昨年まで、日本での〝投手成績〟がダントツだった山本投手の、大リーグのデビュー戦という話題だったが、こちらはテレビで見る限り大乱調で、目が泳ぎ始めていきなり5失点。

 

〝ほろ苦い〟というよりも、〝暗雲垂れ込める〟といった感じのデビュー戦になってしまった。大リーグは厳しい生き残り社会だから、山本投手もこの先が大変だと思う。

 

それ以上に、昨日の試合では、こちらも今年、楽天イーグルスからパドレスに移籍した松井裕樹投手が中継ぎで2試合連続登板し、大谷選手と対戦するというシーンがあった。

 

ここで松井投手がしっかりと大谷選手を討ち取って、この2日間連続で、それなりのピッチングを見せていたのが印象的だった。絶好の大リーグデビューを飾ったと思う。

 

さらにさらに、大リーグの野球の裏側では、サッカーのワールドカップ2026のアジア地区予選のテレビ中継も行われていた。だから、私はチャンネルの切り替えが大変だった。

 

昨夜の試合は北朝鮮が相手ということで、先日行われたアジア大会でも、北朝鮮との試合が大荒れ模様だったから、今回も試合前から何かと〝外野席〟がお騒がせ状態だった。

 

ただ昨日の試合は、開始早々の2分足らずに、堂安律選手のパスを受けた田中碧選手がシュートを決めて先制点を入れた。

 

しかしその後、日本もフリーになりながら何回もシュートを外すなど、最後まで追加点が奪えず、特に後半になってからは、終了まで押され続けながら、なんとか先制点を守り切った。

 

大リーグの方は乱打戦で、12対10で迎えた終盤に大谷選手に打順が回り、ここで大谷選手に一本ヒットが出れば同点に追い着く、というシーンで残念ながら凡打に終わった。

 

昨日は、大谷選手と一心同体と思われていた水原通訳が、スポーツ賭博にのめり込んでいたという報道から、一気に通訳を解雇されるという状況になった。

 

いかな大谷選手と言えども、これは心理状態のコントロールが大変だったことは、素人考えでも想像に難くない。しかも、大谷選手にも責任が及ぶような報道さえ見られた。

 

一ファンとして、これはあってはならないことだし、大谷選手は被害者だと思うけれど、何よりもこの数年間、水原通訳と一体として戦ってきた様子だったから、辛いだろうと思う。

 

そして最後の最後に、ワールドカップ2026のアジア予選の次戦が、北朝鮮の平壌で26日に行われる予定だったけれど、昨日になって予定がキャンセルされたというではないか。

 

本来なら昨夜の試合の後、今日、日本チームは北京まで行き、北朝鮮への入国手続きを経た後に、ギリギリに平壌へ行って試合に臨み、終了後すぐ引き上げる予定だったらしい。

 

それもこれも、すべてが五里霧中の状態になった。いったい何なのだろう。先日は、女子サッカーのやはり北朝鮮との試合が、ギリギリまで開催地が決まらず二転三転した。

 

ということで、昨日はブログを書いている状況ではなかった、と言いたいけれど、どの話題も、私に何の関係があったのだろうか。単なる、野次馬爺さんなのに。