「A.R.E」だったんですねぇ | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

今日から師走。何となく気分が慌ただしくなってしまう。後期高齢者だから、これといってするべきことも無いはずなのに、気忙しく感じてしまうのは〝習い性〟ということか。

 

今日は、河原町三条と寺町三条をつなぐ短いアーケード商店街の、「三条名店街商店街」で、「プレミアム付き商品券」の販売が始まったので、家人のお供で買いに出掛けた。

 

 

 

京都市内の大き目の商店街では、この「プレミアム付き商品券」を実施しているところも多くあるようで、昨日のSNSでは、「千本通商店街」でも販売を始めたと投稿されていた。

 

そんなことでお昼過ぎから、三条名店街を目指して河原町三条まで行った。アーケード街にはすでに長い行列ができており、売り出しの1時になるとゆっくり行列が進んで行く。

 

 

 

私が行列に並んだ場所のちょうど左右のお店は、かたや「みすや針」本舗、もう片方は漢方薬の老舗という場所。〝老舗〟に挟まれるようにして、私は立っていた。

 

 

 

このプレミアム商品券は、一冊6,500円綴りが5,000円で購入できて、一人4冊まで購入できる。といっても、京都のど真ん中の商店街なので、食品スーパーなどはない。

 

洋品雑貨やカバンなどの販売と飲食店が多く、日用品の店はないから、我が家などは、あまり多くの商品券を購入しても、下手をすると使い切れない恐れもある。

 

それよりも、1万円で1万3千円分の商品券になるから、今日はそのまま、商品券が使える〝少し高め〟の回転寿司へ昼食に行こう、という計画になっていた。

 

と言っても、老夫婦ではもはや多くは食べられないから、せいぜい5,000円もあれば満腹してしまう。だから、3,000円分のプレミアムで、その店で〝お得に〟食べられる。

 

あと残りの8千円ほどは、1月末まで利用できるからぼちぼち考えよう、ということにした。要するに、一度、お安く外食してみよう、という程度の話だった。

 

予定通り回転寿司を食べて、すぐお隣に美味しそうなパン屋さんもあったので、ついでに少し買い込んで帰宅した。これで6千円を使ったから、残りの7千円分はまたのことにして。

 

帰宅するのにバスを待っていたら、スマホにニュース速報が流れてきて、今年の「新語・流行語大賞」に阪神の優勝で岡田監督が使った言葉「A.R.E」が、大賞に決まったという。

 

数日前の関西ローカルのテレビのバラエティ番組で、関西人1,000人に流行語大賞の予想アンケートをしてみたら、ダントツで「A.R.E」が大賞候補という結果だった。

 

関西でのアンケートの結果だから、間違いなく〝そうなるわなぁ〟と言うことだったのだが、今日、正式に発表になって、やはり「A.R.E」が大賞と決まって笑ってしまった。

 

全国的には、野球のWBCで大谷翔平選手が言った名言「憧れるのはやめましょう」が、多分トップに来るだろうと思っていたら、トップ10にも入っていなかった。

 

〝ありゃ、ま〟という感じがした。首都圏では、おそらくこちらがトップになって、「A.R.E」はせいぜいトップ10だと思っていた。意外と全国的に、「A.R.E」が支持されていた。

 

〝ホェ~!〟という気持ちが、まだ抜けていない。もちろん、ノミネートされていた中でも、知らない言葉がたくさんあった。「蛙化現象」なんて、全く知らなかった。

 

反対に、「生成AI」や「地球沸騰化」などは、実にピッタリ今年を表している言葉だと思っていた。だからトップ10に入っていて安心した。

 

それにしても、去年の「村神様」と言い、今年の「A.R.E」にしても、いや一昨年の「リアル二刀流」も含めて、まだまだ野球好きは多いとあらためて感じ入った。

 

今年は本来なら、「増税メガネ」が『大賞』になってしかるべきだと、個人的には思うけれど、なんとノミネートすらされていない。これこそ〝忖度の極み〟だと思うがどうだろう。