7回目のワクチン接種に | がいちのぶろぐ

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今日は二十四節気の「霜降」。早朝に霜が降り始めるころ、という意味だろう。いよいよ来週からは11月ということになる。晩秋が近付いて、紅葉の季節を迎える。

 

年が早く感じるというのは、今に始まったことではないけれど、この歳になればやはり早いと思わざるを得ない。これで、〝食道がん〟が発覚して丸3年が経過したことになる。

 

最初は〝がん〟という病気に対して、何だか現実感が無かった。〝へぇー〟という気持ちだけで、この先がどうなって行くのか、ということも考えなかった。

 

それでも2021年の1月に入院して、抗がん剤と放射線による治療が始まると、そうかこれが病気入院というものなのか、という何だか他人事のような感想を持った。

 

 

 

それからは、1週間余りの入院を4回繰り返し、その後、とりあえず〝がん細胞〟は消えていたけれど、昨年9月に再発が見つかり、11月に内視鏡による除去手術を受けた。

 

それからでも1年が経とうとしている。しかし相変わらず、他人事のような感じがぬぐい切れない。日常生活は、3年前とほぼ変わらないから。ただ、禁酒禁煙は続いている。

 

年前まで、毎日のように大酒を飲み、禁煙など一切する気が無い人間だった。それが不思議なくらいあっさりと禁煙ができた。また酒は唯一の趣味だったが、これも止めている。

 

 

 

現在、一番辛いと感じるのは、美味しそうな日本酒のCMを見ることかもしれない。テレビのCMだけでなく、動画・写真を問わず、いろんな媒体でCMを見るのが悔しい。

 

これだけははっきりしている。唯一の趣味、道楽を取り上げられたという気がする。この後、もし余命宣告を受けたなら、その時はなりふりかまわず飲んでやろうと思っている。

 

ということはさて置いて、今日はコロナ・ワクチンの7回目の接種に、近くの診療所へ行って来た。この3年間に7回も接種したことになる。

 

 

 

コロナ禍も、あまり話題に上がらなくなった。だからと言って、最前線で戦っている医療関係者の方からすれば、〝まだまだ大変〟となると思う。それは、感謝しないといけない。

 

また、今日はワクチン接種の帰り掛けに、診療所でインフルエンザのワクチン接種の予約をした。考えてみれば、コロナ・ワクチンは無料だったけれど、こちらは有料だ。

 

この間、孫たちが正月に集まるときに、インフルエンザを移したりしたら大変だからと、ワクチン接種をするようになったが、これまで私は罹った記憶がない。

 

まずは、予防が大切だと思う。私自身、この間、ひょっとしたらコロナ・ウィルスに感染して、ワクチンのお蔭で軽い症状で終わっていたのかもしれない、ということもあった。

 

数カ月前に、2日間ほど微熱が続いたことがあった。普通は、風邪でも滅多に発熱しないタイプの人間だけに、さすがにその時は心配したが、でも〝風邪かな〟とも思っていた。

 

それでも、もちろん、体調はよくないから、当然外出は控えていたし、おとなしく机の前に座っていた。3日目には体温も平熱に戻ったので、それっきりだったけれど。

 

今日も、今はワクチンを接種した左上腕部に多少の痛みを感じているが、以上でお終いという程度だし、これで〝コロナ除け〟ができるなら有り難いことだ。

 

さて明日は何の予定もないから、どこかに出掛けようかしら。そう言えば、明日は25日で天神市の立つ日だから、北野天満宮へでも行くかなぁ。