お盆明けは何だかあれもこれもと | がいちのぶろぐ

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この夏のお盆休みは、なんとなく〝台風騒動とともにあった〟という感じがする。京都府北部や鳥取県などに被害が出てしまったし、東海道新幹線がズタボロになった。

 

特に新幹線は、帰省の足が台風で大打撃を受けることになった上に、翌日・翌々日にまでその影響が尾を引いてしまった。だから、くたびれ果てた人も少なくなかっただろう。

 

我が家の場合、千葉都民の娘家族は、今年は最初から飛行機という予定にしていたから、新幹線の騒動には巻き込まれなかったけれど、それでも日程を短縮せざるを得なかった。

 

 

 

ということで一昨日からの土曜・日曜は、台風一過とともに、国内全体がそれなりに落ち着きを取り戻すための週末になったと思う。

 

そして今日からは、夏休み気分を吹き飛ばすように、本格的に仕事が始動した方も多いことだろう。後期高齢者で〝一年中無給休暇〟の私も、今週はびっしりと予定が詰まっている。

 

というわけで、夜も9時過ぎになってから、ようやくブログを書く時間が取れるようになっている。なんてこった。

 

それはそれで良いのだけれど、このところ気になる話題が次々と起こっている。これらにいちいち反応していては、こちらの神経が持たないと思うけれど。

 

国際政治向きの話では、日・米・韓三カ国のトップ会談があり、南シナ海での動きに対して中国を「名指し」で非難する声明という、これまでにはなかった対応も生じてきた。

 

国内の話題では、韓国の女性アーティストが大阪のフェスに出演中、観客にセクハラを受けたという話があり、それを行ったとされる人間が特定され刑事告発されている。

 

やって良いことと悪いことの区別がつかないというか、あまりにも幼稚な仕儀に対して、どう表現すればよいのか言葉も出てこない。〝アホにつける薬はない〟ということだろう。

 

スポーツ界では、女子サッカーのワールドカップのグループステージで、〝なでしこジャパン〟に0対4で完敗したスペインが、決勝トーナメントを勝ち抜いて優勝を飾った。

 

この結果を考えれば、〝なでしこジャパン〟こそ実質世界一だ、という主張がネット上に多く書き込まれることになった。私もそう思いたい。少し空しい気も、しないではないが。

 

また、ワールドカップで〝なでしこジャパン〟入りが長く果たせなかった猶本光選手が、今回はやっと代表に入り、しかも得点を獲れたから、オタクっぽくなるが私は少し嬉しい。

 

そういう話の後に、福島原発の汚染処理水の放流を巡って、国内的にも国際的にもいよいよ〝すったもんだ〟の大騒動になってきている。

 

国内的には全漁連が、風評被害を受ける恐れがあるとして、なかなか首を縦に振れない状態が続いている。処理水放流と関係なくても、福島へのサポートはとりわけ重要なテーマだ。

 

国際的には、〝美味しい嫌がらせのネタ〟が出来たとばかりに、中国がこの先はとことん文句を言ってくることだろう。

 

今や〝膨張〟一辺倒という雰囲気の中国指導部だが、その一方で国内経済は、コロナ禍からの立ち直りが進まず、若年層の失業率も高止まりしたままでガタガタになりつつある。

 

こうした国内情勢の時には、必ず国の外部に敵を作って、国民の目をそちらに向けさせるというのは、政治における常套手段と言っても良いだろう。

 

だから、処理水の放流問題での中国のクレームは、それ自体が先方の国内向けのアピールなんだけど、そのために輸入制限を掛けて来るから始末が悪い。

 

その一方で、日本向けをはじめ、世界の多くの国に向けた団体旅行の解禁を行った。経済情勢が悪いと言いながら、海外旅行を認めないと、国内に不満が溜まり過ぎるのだろうか。

 

これからしばらくは、この放流問題が連日のように新聞紙面を賑わすだろう。と言いつつも、新聞紙を購入する人も、もの凄く減少しているのだろうけど。

 

最後になるが、マイナ・カードの〝アホ騒ぎ〟は、もう言うべき言葉が何も見つからない。カードを持つかどうかは自由としながら、突然に健康保険証と紐付けをした。

 

この時点で説明責任も放棄したまま、結論ありきで走っている以上、無理筋というより詐欺を行っているようなものだ。こんな政府を、選挙で勝たせるなんて何と良い国民だこと。

 

という〝お盆明け〟になっている。これだけ何もかもが、同時並行的に走っている状態なんて、滅多にみられるものではない。

 

あの方は〝検討使〟を止めて、これからは〝某暴君〟になりたいのだろうか。