台風は何とか通り過ぎたかな | がいちのぶろぐ

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さて、今日は朝から台風7号に供えて、関西地方は厳戒態勢だった。JRや大手私鉄など、大半の鉄道は運転を見合わせたし、もちろん飛行機は欠航だった。

 

そんな中、台風は予想より遅くやっと朝5時ごろに、和歌山県の最南端のあたりに上陸した。その後もスピードは上がらず、ノロノロと北西方向に進んで行った。

 

 

 

そうは言っても、京都府でも北部の舞鶴市や中部の綾部市では、朝から短時間の集中的な大雨となっていたようだ。

 

 我が家がある京都市左京区も、朝9時ごろにはスマホが何度もけたたましい警報音を鳴らしていた。京都市左京区というのは、面積の大半を北部の山間地が占めている。

 

有名な大原・三千院や鞍馬寺も、同じ左京区内にあるし、この左京区の北端となる久多集落や広河原集落は、もうすぐ福井県と接するという場所なのだ。

 

 

(鞍馬寺の山門前)

 

こうした山間地域では、狭い谷あいに集落が形成されているから、大雨となれば土砂災害が心配される。だから、早めの避難を呼びかける警報が発せられる。

 

一方で、同じ左京区内でも我が家がある地域は、賀茂川と高野川の合流点付近の町中だから、土砂災害よりも、大雨による〝鴨川の氾濫〟という水害が起これば困ったことになる。

 

 

(我が家の近くの「鴨川デルタ」の日常風景)

 

そして今日は、朝からずっと雨が強くなったり弱くなったりしてはいるけれど、数年前の台風で嵐山などで浸水騒ぎが起こった時ほどは、雨量も多くなっていない。

 

 

 

あの時には嵐山だけでなく、我が家の近くの鴨川も、河川公園となっている堤防の内側一帯では、ギリギリまで川の水位が上がっていた。

 

 

(5年前の渡月橋周辺の濁流)

 

その時には風も強く吹いて、嵐山の渡月橋の欄干が倒れる騒ぎにもなった。我が家も瓦がかなり吹き飛ばされる被害が出た。山の木が倒れたり、それこそ土砂流出も起きたりした。

 

今回の台風は、午後5時ごろに兵庫県の北部の豊岡市の近くまで達している。この後、今夜には日本海に抜けていくのだろう。

 

 

 

早め早めに警戒をし、注意をして、その結果、大きな被害が出なければ、それはそれで〝結果オーライ〟となるだけだ。

 

我が家も昨日から鉢植えが避難して、玄関を埋め尽くしていたが、むしろ少しは雨に当ててやりたいと、先ほど外へご帰還になり、今は少しだけ残っている状態になった。

 

 

 

明日は、1泊2日に短縮したとはいえ、千葉都民の娘家族が、例え短時間でも〝豆台風くん〟を連れて我が家に立ち寄ってくれる。

 

先ほどは、娘からラインが来て、孫娘が先日独りで浴衣を着つけたと、写真を送ってくれた。彼女は塾の合宿で、明日は来られないけれど、こうして近況を知らせて来てくれた。

 

 

 

台風は大騒ぎになったけれど、我が家はとにかく無事に、明日は孫とのご対面となりそうだ。