櫛の歯が欠けるように | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

暑い日が続いているけれど、それでも今日の京都市は、定点観測点の中京区で35.9℃だったそうだ。これは、平年値と比べれば1.8℃高いが、昨日よりは1.3℃低かったという。

 

早い話が、今日も「猛暑日」であることには変わりはないけれど、このところ連日続いた38℃台後半からすれば、昨日も37℃台だったし、今日も36℃には届かなかった。

 

ほんの気持ち程度だけど、〝気温が下がった〟と言われると、心の中でホッとする。なんだか、38℃くらいというのが当たり前になっているが、そんな状態は良くないことだ。

 

そんなことが当たり前だなんて、高齢者にはさすがに暮らしにくいから、ちっともヨロシクない。昔のことなど言ってみても仕方がないけれど、これはやはり異常だと思う。

 

そんなことを思っていたら、突然、友人の訃報が伝えられた。彼は大学時代のゼミの1年後輩で、その後、30代後半から20年近く、同じ趣味の会に所属していた。

 

その団体では彼が代表者で、ある時、私を誘ってくれたのだった。それからは、その会でずっと一緒に活動していたけれど、20年近く前に会の活動が〝半停止状態〟になった。

 

そこで、私は同じ趣味の組織だけど、別の団体にしばらく顔を出していた。だが、そちらも5年ほどで、さすがに今度は、続けるには私の体が〝エラク〟なって辞めてしまった。

 

今日は、エラクなって辞めた会の代表から、後輩の逝去の一報が入った。知らせてくれた代表と私たち二人も親しかったが、それより私と亡くなった彼との関係を知っていたから。

 

私と亡くなった彼とは、1学年違いというけれど、誕生日で言えば6カ月だけの違いに過ぎない。4月をまたぐから学年は違うけれど。だから、ホントに近しい存在だった。

 

そんなことで、私は明後日のお葬式の方に顔を出そうと思う。私はかつて仕事の場が大阪市にあり、彼の仕事場は神戸市で、自宅は西宮市だった。だから、行くには少しだけ遠い。

 

この歳になって、夜のお通夜に出掛けるのはさすがに〝しんどい〟から、明後日の午前中のお葬式に出席させてもらおうと思う。

 

最近は「小さなお葬式」とか「家族葬」というけれど、やはりコロナ禍が一応の小康状態になったから、集まって行うお葬式もできるようになった。

 

今年は5月に、かつて私が勤めていた会社で兄貴分だった先輩が亡くなり、そして今度は近しい後輩の番だった。まさしく、〝櫛の歯が欠ける〟という感じがする。