暑いが墓地に行っても寒くはない | がいちのぶろぐ

がいちのぶろぐ

環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
観光・伝統産業関連などについて、「がいち」が考えたこと、思ったことを書きとめてゆきます。

昨日は雨でやや涼しかったけれど、天気が回復した今日は、いきなり猛暑日に迫る気温になっている。この落差が、高齢者には堪えるというか、着いて行けない。

 

雨の中でも昨日は、祇園祭の関連行事として長刀鉾のお稚児さんが、会所という鉾町の寄合所の二階の窓から、「太平の舞」という鉾の上で舞う姿のお稽古を見せていた。

 

 

(ネット配信記事より拝借)

 

また、いわゆる祇園の花街〟にあたる「祇園甲部」の芸妓さんや舞妓さんが、一斉に八坂神社に〝お千度参り〟をしていた。

 

 

(ネット配信記事より拝借)

 

こうして、一つずつ行事が進んで行く。来週月曜になれば、いよいよ前祭りの「山鉾建て」が始められて、鉾がその巨体を通りに表すことになる。

 

そして私はと言えば、今日は午後から「石屋」さんと一緒にお寺さんへ行って、我が家の新たな墓石の相談をしていた。

 

 

(我が家のお寺さんの横にある知恩院の釣鐘堂)

 

色々な事情や都合があって、本家に当たる家が持っていた古い墓の方を「墓終い」をした。その墓地は、狭い1坪(墓の場合は3尺角)あまり。

 

そこにあった墓には、明治時代の方がお入りになっていたが、これが今年になって整理された。我が家も現状は、本家の4坪ほどもある墓地の、大きめの墓に同居している。

 

そこで、いっそのこと独立してしまうか、という話になり、「墓終い」をした墓地を引き継ぐことにした。それで先日、お寺さんに相談に出掛けていた。

 

今日は、お寺さんから紹介された「石屋」さんと、その墓地にどんな墓を据えるかの課の相談だった。そうすれば、もちろんこの先は私たちだけでなく、子どもや孫にも影響が及ぶ。

 

つまり墓の管理料などが発生するから、私たちの一存というわけにもいかない。この間、息子の家族とも相談をしてきた。

 

それで今日は、3尺角という墓地の広さに見合うように、小ぶりな墓石で良いから、それをどんなものにするかということで、「石屋」さんと話すことになった。

 

(こんなイメージかな)

 

実際に現場でメジャーを当てながら、ああでもない・こうでもないと話して、大体のアウトラインが決まって来た。それで、今度は見積もりをもらうことになる。

 

なんだか、大層な話になって来た。それにしても、人生っていろんなことがあるものだ。一昨年に食道がんを患ってから、終活の一環ということで、とうとう墓の話まで出て来たぞ。