受験生時代を思い出して | がいちのぶろぐ

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環境問題と経営の接点、中小企業の戦略やマーケティング活動,
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梅雨の晴れ間。来週はもう7月。さすがに今日の午後は、室外気温がずっと30℃を超えていた。室内でもほぼ29℃くらいを示していて、じっとしていてもとにかく暑かった。

 

午前中は、ちょっと手に入れたい本があったので、大型書店まで出掛けていたが、それだけのことでもメタボ爺さんは汗をかいてしまった。

 

ところで、「京都・観光文化検定(京都検定)」の勉強を、このところ何となく疎かにしているような気がする。年初には、今年こそ1級合格を、と意気込んでいたのだが。

 

 

 

〝暑くなってきた〟という言い訳と、どんな勉強をしたらいいのか、イマイチわからなくなってきたのとで、どことなく毎日〝さぼりがち〟な気がする。

 

昨年は、過去問を必死になって解いてみたり、行ったことが無い場所へせっせと出掛けたりしていた。でも、それも一段落してしまった。では、次に何をすればいいかがわからない。

 

今年は空海生誕1250年と、親鸞生誕850年のメモリアル・イヤーということで、京都国立博物館では、この二人の特別展が行われた。さすがに、これはきちんと見に行った。

 

また日本画家・橋本関雪の生誕140年ということで、京都市内の3つの美術館が協働して橋本関雪展を行っているが、これも見に出掛けた。

 

その美術館の一つは、銀閣寺のすぐ近くにある旧・橋本関雪邸である「白沙村荘」だったから、併せてこの旧邸とお庭もゆっくりと鑑賞した。

 

来月からは、南山城の木津川市にある「浄瑠璃寺」の、国宝「九体阿弥陀仏」の修復が終わり、それを記念して奈良国立博物館で「聖地 南山城」という展覧会がある。

 

ここには、南山城にある国宝・重要文化財級の仏像が集結するので、これも見に行くことにしている。だから先日、偶然見つけた割引入場券を入手しておいた。

 

こうして、関連する情報に目を配り、行くべきところへは行っている。だけど、その先にあると思われる、受験に役立つ〝まだもっと、何か〟が見えてこない。

 

これまで私には無縁だった、空海や親鸞に関する基本的な書物も読んだ。いや、これらの本は再読しようと思っている。

 

また、これまでに読んできた京都の寺社仏閣に関する本でも、これはと思う本については再読を始めることにしている。

 

さらに来週からは祇園祭が始まり、これが1か月間ずっと続くけれど、その間に、見るべきものは見に行くし、関連する情報も新聞などから入手する。

 

 

 

当然ながら京都関連の月刊誌も、7月号は祇園祭特集ということになる。だから、祇園祭一色に染まった「月刊京都」の7月号はすでに購入済みだ。

 

さてここまでやって来て、大学の受験生時代を思い出す。あの頃は、人から見れば〝それなり〟だったかもしれないが、それでも人並みには勉強に励んだと、自分では思っている。

 

その頃は、参考書を読めば読むほど、問題集をやればやるほど、ドンドンと自信がなくなって行った。なんで覚えられないとか、なぜこんな問題が解けない、と思った。

 

今はそういう追い込まれ方こそしていないけれど、その代わりに、記憶力はめちゃくちゃ悪くなっている。こればかりは、寄る年波〟には勝てない。

 

さて、残されたあと5カ月半。とにかく頑張ってみるしかない。でも、またダメなんだろうなぁ、情けないけれど。