「空海生誕1250年」に当たる年だそうで | がいちのぶろぐ

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小説家の沢田ふじ子さんが書かれた「空海 真言宗」(淡交社、平成26年)という、「京都・宗祖の旅」シリーズの新書を、ひと月ほど前、偶然に古書店で目にして買い求めた。

 

 

 

今、これを読み進めているが、先般入寂された高野山真言宗の元・管長で、長老であられた松坂有慶氏の岩波新書「密教」(1991)と「空海」(2022)を、以前に読んでいた。

 

 

 

だから今回、沢田さんの「空海 真言宗」を読んでもわかりやすく思えるし、意識はしていないが、かなり速く読めているように思う。

 

それにしても、この弘法大師空海にしても、浄土真宗の祖・親鸞にしても、その親鸞の師に当たる法然にしても、いずれも長い時空を超えて凄い人物だと、あらためて思う。

 

明日は、その空海の「生誕1250年慶讃」を記念した「青葉まつり」が、京都・東山七条にある真言宗智山派総本山の「智積院」で行われることになっている。

 

 

 

昨年はよくわからないままに、お庭拝観のために行ってみたのだが、今年はもう少しきちんと行事を承知した上で、晴れたら行ってみたいと思うのだが、どうにも雲行きが怪しい。

 

 

 

また昨年行った時にも、長谷川等伯と子息・久蔵の描いた襖絵の「桜図」「楓図」も見てきた。しかしこれも、もう一度ゆっくりと鑑賞できればと思っている。

 

今日は、特に何をするという予定もなかった。ただ、むしろ「やさしい日本語」を広めるNPO団体の、私が担当している作業の、溜まっていることをやらないといけないのだが。

 

そちらは、なかなか気合が入って来ないので、つい読書を優先してしまう。どうにも、これでは優先順位を間違っているということなのだが。

 

 

(昨年の「青葉まつり」もかなりの人出で、今年はもっと多いかも)

 

さて、明日はできれば、〝晴れて〟とまでは言わないけれど、ひどい雨模様にならないでほしいと祈っておこう。